小樽商科大学

私の母校、小樽商科大学を目指している高校生が2人、当塾に来ている。

2人とも背が高く体育会系、いい男だ。大学に入った後もスポーツクラブに入りたいと言っている。

地獄坂を昇る2人の姿を想像してみる。40年前の自分とダブる。いいもんだ。ぜひ合格してほしい。

40年前の野村、脚がみじけえ。

小樽商大を目指す理由は就職率がいい、そして海外留学の制度が充実していること。

ぼくらOBが納めた寄付金が億単位で集まり、現役学生の支援に使われている。やる気のある学生はわずかな自己負担で海外の大学に進学できる。こんなに恵まれた学校はザラにないだろう。

希望に胸を膨らませる2人だが、残念ながらオープンキャンパスに参加できなかった。コロナ自粛のためだ。

落胆する2人を元気付けようと、

樽商時代の思い出話をする。昭和の時代の話など何の役にも立たないが、2人には面白いらしい。

家庭教師のバイトをしていて見合いの相手を紹介されたこと、

毎月のように女子大と合コンしていたこと、

当時大学にあったコンピューターはタンスのように大きかったこと、

ダンスパーティーを開いたら男が多すぎて、踊る相手がいなかったこと、

そして極めつけは

面接もロクにしないまま企業から内定通知書が来たこと。

こんな嘘みたいな話で息抜きになるならいくらでもしてあげるよ。だから頑張れ!

来年絶対合格しよう!