エイジシュート達成!

83歳の生徒Hさんから突然電話が・・・いったい何が起きたのかと出てみたら、なんと今日ゴルフして18ホールを82でまわったとのこと。

年齢以下の打数でホールアウトすることをエイジシュート(age-shooting)というのだとか。すごいやあHさん、ちなみに私は120切れずに引退しました・・・(悲)

 

 

 

うれしいニュース

この春進学や就職のため巣立っていった生徒さんから喜びのラインが入りました。

こういうメッセージをもらうと本当にやっててよかった、という気にさせてくれます。

紹介させてください。(個人名は伏せさせていただきます)

 

まずは航空会社に決まった*****さん。

 

野村先生こんにちは、******です!
先生のおかげもあり、ANAに内定を頂くことが出来ました。本当にありがとうございます!
また、お時間のある時によろしくお願い致します!

(私からの返事)

うおーーー、すげえじゃん! 夢がかなってよかったなあ! 配属が決まったら教えてくれよ!

 

(*****からの返事)
ありがとうございます! はい、また連絡します!

 


 

東京都内の有名私大に合格したYさん。(駅伝大好き少女。 正月は家族と初詣にもいかず、ひとり家に残って箱根駅伝をTV観戦するほど)

 

野村先生お久しぶりです! XXXX大学の駅伝部のマネージャーに正式に決まりました🙂
これからXXXX大学の応援お願いします!!
勉強も部活も精一杯頑張る四年間にします!

 

(私からの返信)

おう、わかったよ。応援する。来年の駅伝のとき、どの区間にいるか
決まったら教えてくれ。テレビで見るから。できれば2区の権太坂あたりがいいなあ、昔住んでいた近くなんだ。

 

(Yさんからの返信)
はい!絶対連絡します!

 

春だなあ。みな新しい生活に巣立ってゆく・・・・さあ俺ももうひと頑張りしよう!まだまだくたばってはいられない・・・・

 

 

我が良き友よ。

前出の中3生8名は全員無事に第一志望校に合格しました。おとといの授業では、笑顔いっぱいのイケメンどもが教室に集まってペチャクチャペチャクチャ。

「おれの学校、制服だせーの」 「スマホの機種、どれにしよう」「バス通たりー」

「かわいい子、いるかな」

頭の中は新しく始まる高校生活への期待や不安でいっぱいなのだろう。

 

いいなあ、うらやましい、高校生。

自分にもそんな時期があったが遠い過去になってしまった。入学したのは1975年の春、「我が良き友よ」という曲が大ヒットしていた。

 

 

この歌詞、自分に当てはまるところがたくさんあって好きでした。

「可愛いあの子に声かけられて、頬を染めてたうぶなやつ」→ おれだ!

「女房・子供に手を焼きながらも生きている」→ おれだ!

「家庭教師のガラじゃない。子供相手に人の道、人生などを説く男」→これもだ!

 

NHKの番組「ミュージックポートレート風」に言うと、自分の人生に大きな影響を与えた歌に間違いありません。

 

おいイケメンども、いいか? 最後のレッスンを迎え、どうしても言いたいことがある。

君らはこれから人生の中で最も輝かしい時期を迎えようとしている。いっぱい友達つくって、いっぱい本を読んで、いっぱい恋して、いっぱい笑うんだぞ。・・・ついでに英語の勉強も忘れずに・・・

 

 

 

 

 

 

 

動機はなんでもOK - Whatever motivates.

Tは女子中生。 初めて入門したのは小5の時だった。
がんばり屋であっというまに英検5,4,3級を連破・・・小6で3級に受かる子はそういない。逆境をバネにできるタイプだった。
だが中学に入り、状況が一転する。 新しい環境になじめずふさぎこんでしまったのだ。
クラスメートや担任と衝突、親子げんか・・・どんどん成績が落ちてゆき、素行も悪化。ついには私にも反抗的な態度を見せ、塾を辞めていった。
辞めるのは構わない、立ち直って中学生活をエンジョイしてほしい。そう願うばかりだった。
そんなTからメールが来たのは昨年末のこと。 「せんせい、冬休みの間、特訓してください。1月に準2級を受けます。受かってみんなをアッと言わせたいんです。」たどたどしい文章に力強さがにじむ。おお、Tがやる気を出して帰ってきた!
待ってたぜ、T. 俺は誰よりも知っている、君がやる気を出したらターボエンジンのようになることを・・・
それならこちらも応えなければ・・・・  大みそかと元旦を除くすべての日にレッスンを行うことにした。COCODEは正月休みで使えないので某デパートのベンチやセブンビルの空き部屋を使うことにした。なあに、教室なんかなくたっていい。やる気があればどこだってできる。
だが一年以上のブランクは大きかった。3級の知識さえ抜け落ちてしまっている。関係代名詞も、現在完了形も、不定詞もわからなくなっている。 「ちょっと準2級合格はキツイかな?・・・」かすかな不安がよぎった。
だがたった2週間で後れをとりもどし、1次も2次も合格を手にしたT。 さすがターボエンジンだ。
動機なんかなんだっていい。親が嫌い、先生が嫌い、同級生が嫌い、いいじゃないか!
みんなまとめてギャフンと言わせ、留飲を下げるために勉強するのも有りだと思うぞ。
楽しい冬休みをありがとう、T. 2級を目指したくなったらいつでも戻って来いよ。 ただし2級はきついぞー。

みんながんばれ!

さて明日はいよいよ公立高校の入試日です。

今年私が教えている中3生は8名。全員男子。 おとといの授業ではみんな表情がピリピリしていました。 彼らにとっておそらく初めてであろう試練・・・緊張するなという方が無理だわな。

バドミントン部だったKくん, 国立の高専に合格した。よかったな。

Nくん, 家庭にいろいろ問題があるらしいが負けるなよ! めげたらだめだ。 そんなに英語が好きだったら高校に入った後も俺のところに来い。もっともっと英語を好きにさせてやる。英語で君の人生を切り開けばいい・・・昔の俺がそうだったように。

サッカー部のSくん、理科と数学が好きだが英語は全くダメ。母親に連れられてここへ来たのは去年の春だったな。途中でやめるんじゃないかと心配していたが、よく持ちこたえた、えらいぞ。あすは自信をもって試験に臨め! もし試験の最中、わからなくて不安になったら真うしろにおれがいると思え、いつもの授業のようにオレが背後霊みたいに立って正解を教えてくれると思え。(キモイか?怖いか? 笑)

何はともあれ健闘を祈っているぞ! イケメンども!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ離れ離れになると思うと寂しいなあ。

 

 

 

現役カムバック 床屋の古時計

 

 

 

行きつけの理髪店で散髪していた時、ふと壁にこの古時計が取り付けられているのに気づきました。 I noticed this old clock placed on the wall while I was at my regular barber shop for a haircut.

どこで手に入れたのか店主にきいたところ・・・

I asked the owner and director of the shop where he had got it.

 

物置を整理していたら出てきたとのこと。

He told me he had found it while cleaning out his storeroom.

 

まだ動くのかどうかを知るために修理屋に持っていくと、8000円で分解修理してくれたという。

Wondering if it can still work,  the director took the device to a repairer who fixed everything well for only 8000 yen.

かくして、この時計は50数年の引退期間のあと、再び現役として働くことになったなりました。

And thus, the “LITTLE BIG BEN” is back to work again after some 50 years of retirement.

店主に精度を尋ねると、一日に一分程度進むだけだそうだ。グッジョブ!

When asked about its precision, the barber owner replied it gains one minute a day.   It’s definitely doing a good job.

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を信じて・・・

さて受験シーズン到来です。
私のところに通っている生徒たちも(団体・個人レッスン)ピリピリした雰囲気におおわれています。
毎週金曜夜、市内某所で行っている団体授業。ここには高校受験を控えた男子中学生が7名在籍しています。
K君は大の英語好き、もちろん学校の成績は1年の時から5だ。 英検もすでに3級とっている。 理数系もできるので、志望校はもちろん「あの」高校だ。
だが、最近彼の様子がおかしい。ワークブックや小テストでミスが目立つのだ。
学テでも、定期テストでも9割を割ったことの無いK君、なにがあったのだろう?
気になったので彼を別室に呼び、話を聞いた。
「どうした、元気ないけど。体調悪いのか?」
「いえ、ただちょっと、英語がわからなくなってきて」
「どこがわからなくなった?」
「haveの使い方がわけわかんなくなって・・・」
「haveというと、「持っている」のhave、「しなければならない」のhave to、 現在完了のhaveとかかい?」
「ええ、それが全部ぐちゃぐちゃになって・・・」
ここでピーンときた。彼は疲れているのだ。どんなに自信のある教科でも、無理に詰め込みすぎればパンクする。それがケアレスミスを呼ぶ。刻一刻と入試日が近づき、あせりが生まれる。
「いいか、K、お前すこし疲れているんだよ。この一年ずーっと見てきたから君の実力が高いことはオレがよく知っている。ただ疲れとスランプで焦りを生じているだけなんだ。こういう時は思い切って体を休めるのもいいんだぞ。」
「休めっていったって、入試はもうすぐだし。」
「いいか、よく聞け。おまえ確か部活で球技やっていたよな。」
「ハイ」
「どうだ、試合の直前なのに調子が出ないとき、なかったか? いくら練習してもベストコンディションに戻らないこと、あっただろう?」
「ええ、ありました。」
「そうだろう。人間てさ、だれでもそういう風にできてるんだ。いくら頑張っても調子が上がらないときはあるんだ。
そういう時はさ、じっと耐えて待つしかないんだよ。自分を信じて。きっと自分はベストの状態に戻るって信じて待つのさ。」
「・・・・」
「良い風に考えれば、いまスランプになってよかったのかもしれんぞ。試験日のころは絶好調に戻ってるって。」
Kくんの顔がすこし明るくなって見えた。ヨカッタ、がんばれよ。
こういう励ましの言葉をかけるとき、ついつい熱くなってしまう自分て何なんだろう? おそらく自分自身にも言い聞かせているんだろうな・・・

ドナルドトランプ就任演説

 

さていよいよトランプさんが大統領になりました。彼の話す一言一言に世界中が振り回され、株価や円相場にも影響を与えています。

 

でも彼の演説は非常に聞き取りやすい!

リスニングの苦手な私ですが、それでもスンナリと入ってくる話し方・・・きっと彼の実業家としての経験が作り上げたのでしょう。

 

就任演説の冒頭の部分だけ訳してみました。リスニングの勉強にお役立てください。

 

 

We, the citizens of America, are now joined in a great national effort to rebuild our country and to restore its promise for all of our people.

われわれは、アメリカの市民として、国家を再建し、すべての国民の約束を取り戻すために、大きな国家的努力に加わりました。

 

Together, we will determine the course of America and the world for years to come.

我々は、今後数年間、一緒にアメリカと世界の歩む道を決定してゆくのです。

 

We will face challenges. We will confront hardships. But we will get the job done.

我々の前途は険しいでしょう。苦難に直面するでしょう。しかし、私たちはなすべき仕事を終わらせるのです。

 

Every four years, we gather on these steps to carry out the orderly and peaceful transfer of power, and we are grateful to President Obama and First Lady Michelle Obama for their gracious aid throughout this transition. They have been magnificent.

4年ごとに我々はここに立ち、秩序ある平和的な政権移譲を行います。オバマ大統領とミシェル夫人に、いままでなされたことを感謝しています。彼らは素晴らしかったです。

 

Today’s ceremony, however, has very special meaning. Because today we are not merely transferring power from one administration to another, or from one party to another — but we are transferring power from Washington, D.C. and giving it back to you, the American People. 今日の儀式は、しかし、非常に特別な意味を持っています。今日、私たちはある政権から別の政権へ、あるいはある政党から別の政党へ権力を移すだけではないのです。権力をワシントンD.C.から国民の手に取り戻しているのです。

 

 

あと1点

横浜DeNAベイスターズがクライマックスシリーズで広島に敗れました。

一回にいきなり6点を取られて守勢にまわり、その後徐々に追いつくけれど、あと1点が取れずに負け・・・こういう試合は本当に悔しいですよね。

私は40年前、旭川東高を受験し、不合格になりました。後で担任に聞いた話では、あと1点足りなかったそうです。国語だろうが社会だろうが理科だろうが、あと1点取れていれば合格できたそうです。

 

僕はこういう話をお子さんたちに言いたいです。「たったの1点取れないだけで人生が変わってしまうことがあるんだよ。僕やベイスターズのように、あと1点で泣きたくなかったら、今のうちから少しずつがんばっておこう!」って。