英作文挑戦コーナー(June 24th,2020)

日本人のおっさんが1人でやっている英語塾。特色を出さなければすぐに淘汰されてしまいます。楽に生きていける世界ではありません。

自分の特色は何なのか。ネイティブスピーカーに勝てるものはあるのか?

常に自問自答してきました。

ボキャブラリーや発音ではもちろん叶うはずはありませんが和文英訳ならば強みを出せるはず。

そんなことを考えながら、今日も新聞記事を翻訳しました。AIの翻訳よりは人間味あるものになっていると思います。

北海道新聞6月24日朝刊記事より。

戦時下の国会で除名処分を受けた議員が2人いる。

There were two diet members ousted from the representative body during the The Second World War.

1人は日中戦争を痛烈に批判する「反軍演説」を行なった民政党の斎藤隆夫衆院議員だ。軍部は激高。  One is a member of the House of Representatives, Takao Saito, who belonged to Minsei Party. He criticized the Sino-Japanese war in his “anti-military speech”, which enraged the military junta extremely .

速記録は大幅に削除され、斎藤の除名が帝国議会で議決された。 1940年3月のことだ The official record of the diet proceedings were largely deleted and Saito was expelled as a result of the voting by the Imperial Diet. This was in March 1940.

もう1人は社会大衆党の西尾末広衆院議員である。1938年の国家総動員法案審議の賛成演説で、スターリンになぞらえて近衛文麿首相を激励したことが問題視された

The other member is Suehiro Nishio, a member of the Shakai Taishu Party whose legitimacy was questioned when he compared Prime Minister Fumimaro Konoe to Stalin in his supportive speech while the National Mobilization Bill was being deliberated in 1938. 

興味深いのは、その西尾が斎藤の除名処分にあたり採決の本会議を欠席したことだ。

It is interesting that Nishio, chose to be absent from the voting on Saito’s expulsion.

社会主義の立場からとはいえ独裁を支持した西尾が、翼賛体制にあらがう斎藤の除名に反発したことは特筆に値する。

   Despite his position as a socialist , Nishio supported the dictatorship. But he objected to the expulsion of Saito who opposed to the dictatorship, which is  very worthy of note.

有権者が選んだ議員という資格の重みを認識していたからではないか。

Presumably Nishio respected Saito’s greatness as a representative elected by the voters.

英作文挑戦コーナー(June 23rd, 2020)

北海道新聞6月23日付夕刊「今日の話題」の記事を英訳してみました。

昨年7月、札幌で参院選の応援演説をしていた安倍晋三首相にヤジを飛ばすなどした男性と女性が、警察に排除されたのは政治的表現の自由の侵害だとして道に慰謝料を求めた訴訟は、札幌地裁で口頭弁論を3回重ねた。

Oral arguments have been heard for three times in the Sapporo District Court lawsuit where a man and a woman are requesting compensation money from Hokkaido government for allowing police officers to take them away after jeering at prime Minister Shinzo Abe during  his speeches at the rally for Upper  House election in July last year.

焦点の行為の適否について、道側は2人を移動させたのは危険な事態を回避するためで適法な職務執行だったとして請求の棄却を求めている。

Defendants’ side argue that the request should be.rejected , arguing that the officers actions were legal in order to avoid danger.

それはともかくなぜあんなことが起きたのかが気になっている。

Aside from this, I wonder why such an incident took place.

道警は、現場の警察官の臨機の判断の結果だと説明しているが、果たしてそうなのかと思う。

The Hokkaido Police says that the officers did what they believed was right under the circumstances. But I wonder if that is really true.

法廷で流された動画では、男性一は「安倍辞めろ」などと叫ぶやいなや多くの警察官に囲まれ、聴衆から引き離された。

According to the video evidence in the courtroom,,  The plaintiff man was suddenly surrounded by many police officers and taken away from the audience immediately after he shouted Abeyamero or Abe, “you must resign “

迅速で組織だって見える。

It was done so nimbly enough to be suspected as an organizational. action.

この春の大学合格者

2018年の春に難関を突破した生徒は4人。 その横顔をちょっとだけ紹介いたします。

 

北海道教育大学に合格したSさん。

何とか教育大にはいりたい、だけど英語が今ひとつ自信ない。なんとかセンター試験の得点を上げたい・・・と言いながら母親に連れられて来たのは去年の夏。 長文はよく読めるのに、発音やアクセント問題が大の苦手。

そこを攻略すれば10から20点はアップできるだろうと信じてがんばってきた。 合格おめでとう!

 

青山学院大学文学部英米学科に合格のHさん。

全体的には良くできるのに、文法だけ苦手にしていた。

多読多読で実力を付けみごと合格!

東京へ行ったらまずはディズニーランドへ行くそうだ。

よかったね!

 

立教大学経営学部合格Tさん。

スポーツ大好き女子で球技は何でもこなす。

東京六大学野球も好きで、はやく神宮球場に行ってみたいそうだ。

母校を応援すると思いきや、一つ上の先輩が入学した慶応義塾大を応援するそう。

 

玉川大学教育学部に決まったのはSさん。

小さな子が好きなので将来は幼児教育に携わりたい。

中学高校と続けてきたテニスを大学でも引き続きやりたいやりたいそうだ。充実した4年間になりそうだね!

 

塾を始めて9年たちました。毎年こういううれしい便りを聞けて塾講師冥利につきます。

さて老骨にムチ打って、今年も頑張ろうっと!

 

 

 

3級以上の合格者をUPしま~~す!

2週間ほど前に5,4級の合格者を発表したのに続き、3級以上の合格者が出そろいましたので紹介いたします。

トップバッターはYさん。60代後半の男性。 海外で働く息子さんに触発されて数年前から英語学習をはじめました。4級まではすんなり合格できたものの、さすがに3級はきつかった、との弁。 おめでとうございます!

続いての登場はMさん、40代の看護師。

患者の命を預かる仕事は責任重大だ。当然ながら神経をすり減らす。

休みの日は長時間寝ていたいだろう。(事実僕ならそうする)

でも彼女は違う、英検の勉強に没頭するのだ。

その頑張りに拍手!

 

準2級に合格したAくん。まだ小学生なのに高2レベルの試験に受かってしまった。

ただものではない。 彼と一緒に勉強していて感じたのは、将来合格する自分の姿をいつも心に描いていたこと。

そういう前向き姿勢が実力を引き寄せるんだろうなあ。

 

同じく準2級に合格したMさん、中学3年生。

陸上で鍛えた精神力で合格を勝ち取った。

準2級に受かるにはたくさんの英単語を暗記しなくてはならないが、

彼女は走りながらリズムに乗って覚えていったそうだ。

 

準2級合格のYくん、なんと彼も小学生だ。

前出のA君をつねにライバル視し、「あいつがやるなら俺も」という精神で

がんばってきた。 やる気のある子を教えるのは本当に楽しい。

 

準2級合格のNさん。 中学2年生。

どんなことにも全力で体当たりする子。

両親が心配するぐらいがんばってしまう。

さらに上を目指す恐れ(?)があるので、

高校に入るまでは2級受験を断念するよう説得している。

ヘンな塾・・・

 

 

準2級合格したWさん、高校1年生。

以前に「ライバルは二つ年上の姉」という中学生をブログで紹介したが、この子がその「姉」だ。

姉妹仲良く家で勉強しているらしい。 将来の夢は2級を取って航空会社で働くこと。

叶うといいね、その夢・・・

 

 

さて今年の正月に準1級講座をうけたメンバーは、残念ながら全員不合格でした。でも得点結果を見ると合格ラインまですぐそこ。 富士山で言うなら8合目までは到達している感じ。 頂上はすぐそこだ、がんばろう。

そだねー。

 

 

 

 

 

2017年英検夏の陣 合格者

今回もたくさんの合格者が出ました。それでは紹介してゆきます。

市内の高校に通うFさん、見事2級に合格! 顔を隠してもいいよと言ったのですが、ご両親の特別のはからいで顔出してもらいました。

Fさんと仲良しのTさん、ダブル合格なさいました。おめでとう!

60代でみごと準2級に受かったKさん。そうさ年齢なんか関係ない、やる気が大事なんだよね! Age is just a number!

小6で3級合格はHさん。ひょうひょうとしているが、粘り強くがんばる子。

 

同じく3級合格のNさん、中2生。基礎がしっかりしている。

4級合格のHさん。おっちょこちょいだが負けず嫌い。ライバルは二つ上の姉。

「ねえちゃんは中2の秋に4級とったので、私は中2の夏までに取りたかった。」と本人。

文武両道のAさん。5級合格。スポーツは強気なくせに英検は落ちるのが怖くて逃げ続けてきた。2年前に受けても合格できていたはずだよ! これから先は真正面から向き合うべし!

 

さてこのほかにも準1級合格の男性、3級合格の男子、女子がひとりずついたのですが、事情により掲載を見送りました。 皆さまお疲れさん。つぎもがんばろう!

 

我が良き友よ。

前出の中3生8名は全員無事に第一志望校に合格しました。おとといの授業では、笑顔いっぱいのイケメンどもが教室に集まってペチャクチャペチャクチャ。

「おれの学校、制服だせーの」 「スマホの機種、どれにしよう」「バス通たりー」

「かわいい子、いるかな」

頭の中は新しく始まる高校生活への期待や不安でいっぱいなのだろう。

 

いいなあ、うらやましい、高校生。

自分にもそんな時期があったが遠い過去になってしまった。入学したのは1975年の春、「我が良き友よ」という曲が大ヒットしていた。

 

 

この歌詞、自分に当てはまるところがたくさんあって好きでした。

「可愛いあの子に声かけられて、頬を染めてたうぶなやつ」→ おれだ!

「女房・子供に手を焼きながらも生きている」→ おれだ!

「家庭教師のガラじゃない。子供相手に人の道、人生などを説く男」→これもだ!

 

NHKの番組「ミュージックポートレート風」に言うと、自分の人生に大きな影響を与えた歌に間違いありません。

 

おいイケメンども、いいか? 最後のレッスンを迎え、どうしても言いたいことがある。

君らはこれから人生の中で最も輝かしい時期を迎えようとしている。いっぱい友達つくって、いっぱい本を読んで、いっぱい恋して、いっぱい笑うんだぞ。・・・ついでに英語の勉強も忘れずに・・・

 

 

 

 

 

 

 

自分を信じて・・・

さて受験シーズン到来です。
私のところに通っている生徒たちも(団体・個人レッスン)ピリピリした雰囲気におおわれています。
毎週金曜夜、市内某所で行っている団体授業。ここには高校受験を控えた男子中学生が7名在籍しています。
K君は大の英語好き、もちろん学校の成績は1年の時から5だ。 英検もすでに3級とっている。 理数系もできるので、志望校はもちろん「あの」高校だ。
だが、最近彼の様子がおかしい。ワークブックや小テストでミスが目立つのだ。
学テでも、定期テストでも9割を割ったことの無いK君、なにがあったのだろう?
気になったので彼を別室に呼び、話を聞いた。
「どうした、元気ないけど。体調悪いのか?」
「いえ、ただちょっと、英語がわからなくなってきて」
「どこがわからなくなった?」
「haveの使い方がわけわかんなくなって・・・」
「haveというと、「持っている」のhave、「しなければならない」のhave to、 現在完了のhaveとかかい?」
「ええ、それが全部ぐちゃぐちゃになって・・・」
ここでピーンときた。彼は疲れているのだ。どんなに自信のある教科でも、無理に詰め込みすぎればパンクする。それがケアレスミスを呼ぶ。刻一刻と入試日が近づき、あせりが生まれる。
「いいか、K、お前すこし疲れているんだよ。この一年ずーっと見てきたから君の実力が高いことはオレがよく知っている。ただ疲れとスランプで焦りを生じているだけなんだ。こういう時は思い切って体を休めるのもいいんだぞ。」
「休めっていったって、入試はもうすぐだし。」
「いいか、よく聞け。おまえ確か部活で球技やっていたよな。」
「ハイ」
「どうだ、試合の直前なのに調子が出ないとき、なかったか? いくら練習してもベストコンディションに戻らないこと、あっただろう?」
「ええ、ありました。」
「そうだろう。人間てさ、だれでもそういう風にできてるんだ。いくら頑張っても調子が上がらないときはあるんだ。
そういう時はさ、じっと耐えて待つしかないんだよ。自分を信じて。きっと自分はベストの状態に戻るって信じて待つのさ。」
「・・・・」
「良い風に考えれば、いまスランプになってよかったのかもしれんぞ。試験日のころは絶好調に戻ってるって。」
Kくんの顔がすこし明るくなって見えた。ヨカッタ、がんばれよ。
こういう励ましの言葉をかけるとき、ついつい熱くなってしまう自分て何なんだろう? おそらく自分自身にも言い聞かせているんだろうな・・・

ドナルドトランプ就任演説

 

さていよいよトランプさんが大統領になりました。彼の話す一言一言に世界中が振り回され、株価や円相場にも影響を与えています。

 

でも彼の演説は非常に聞き取りやすい!

リスニングの苦手な私ですが、それでもスンナリと入ってくる話し方・・・きっと彼の実業家としての経験が作り上げたのでしょう。

 

就任演説の冒頭の部分だけ訳してみました。リスニングの勉強にお役立てください。

 

 

We, the citizens of America, are now joined in a great national effort to rebuild our country and to restore its promise for all of our people.

われわれは、アメリカの市民として、国家を再建し、すべての国民の約束を取り戻すために、大きな国家的努力に加わりました。

 

Together, we will determine the course of America and the world for years to come.

我々は、今後数年間、一緒にアメリカと世界の歩む道を決定してゆくのです。

 

We will face challenges. We will confront hardships. But we will get the job done.

我々の前途は険しいでしょう。苦難に直面するでしょう。しかし、私たちはなすべき仕事を終わらせるのです。

 

Every four years, we gather on these steps to carry out the orderly and peaceful transfer of power, and we are grateful to President Obama and First Lady Michelle Obama for their gracious aid throughout this transition. They have been magnificent.

4年ごとに我々はここに立ち、秩序ある平和的な政権移譲を行います。オバマ大統領とミシェル夫人に、いままでなされたことを感謝しています。彼らは素晴らしかったです。

 

Today’s ceremony, however, has very special meaning. Because today we are not merely transferring power from one administration to another, or from one party to another — but we are transferring power from Washington, D.C. and giving it back to you, the American People. 今日の儀式は、しかし、非常に特別な意味を持っています。今日、私たちはある政権から別の政権へ、あるいはある政党から別の政党へ権力を移すだけではないのです。権力をワシントンD.C.から国民の手に取り戻しているのです。