野村英語維新塾

5歳から89歳まで、幅広い年齢層が集う英語塾


※野村英語維新塾 通常の公式ホームページは、http://nomura.no1wizard.com
でしたが、現在サーバー工事のため、こちらの「簡略ページ」をご参照ください。
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授業のくふう

この9年間いろんな工夫をしてきました。いくつかを紹介します。

① LINE グループアカウント授業



アルファベットとローマ字ができる小学生(3年から6年生)のお子さんを対象に、お母さんのLINEアカウントを集めてグループをつくりました。 毎日わたしは簡単な質問をボイスメールで送ります。(たとえばMay I have your name?) お子さんたちは母親のスマホを用いて24時間以内に回答します。 土曜も日曜も行います。(都合悪いときは無理せず休んでも結構です) 週一回の授業ではカバーできないところを補っております。 塾生徒であれば無料でご利用いただけます。


⓶ スカイプオンラインレッスン

札幌に住むNさんは大学院に通う社会人。 経営学や法律は得意だが、英会話授業だけ大の苦手。 なんとか遅れを取り戻したいと入塾してきた。彼に勧めたのはスカイプによる3元中継レッスンだ。 フィリピン国籍の女性MariaさんとNさん、そして野村が地元にいながら会話する。
 
主にマリアさんとNさんが会話し、私(野村)は黒子役。困った時だけ参上します。 Nさんは出張が多いが東京にいても大阪にいてもこのレッスンが可能なので大満足! 

ちなみにマリアさんは米国系企業で働いた経験からとってもきれいな発音をしています。ゆっくり話すので聞き取りやすいです。


③ さまざまな英単語暗記術

英検は上級になるにつれ、覚える単語量がハンパなく増えます。 大学入試もそう。
 
しかし、単語暗記が苦手だと悩む中高生は結構います。そんな人のために、いろいろな暗記術を紹介します。 古くから伝わるものから、インターネットを用いるものまで様々です。

企業秘密なので、詳しく説明できませんが、要は生徒さんが飽きないで楽しめることをモットーにしています。 

以前、ネプリーグのトロッコアドベンチャーを真似て取り入れた時は盛り上がりました。


④ パソコンを用いて

小さなお子さんたちは刺激が必要。 毎週毎週同じスタイルでやっていると飽きが来てテンションが下がってきます。そんな時、私は自宅から古いパソコンを4台持ってきて使ってもらいます。子供たちの目が輝くこと輝くこと・・・



外国人を呼び出して会話したり、自分でキーボード入力した英単語を音声合成ソフトで再生させながらシャドウイングしたりします。


⑤ ワイワイガヤガヤ

お子さんたちがなかなか覚えられない英単語の代表格はwhere と when。  この意味を定着させるため、あの手この手のアイデアを考えては実践しています。下の動画をご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=6f5gBIQ7ZFI


https://www.youtube.com/watch?v=x0jN_uXAQhA

また、動詞の過去形を覚えさせるのにこんなこともやりました。
https://www.youtube.com/watch?v=H8htI6lvKlE&t=94s


⑥ 長文読解対策

旭川医大を目指すT君、過去問の長文読解に取り組んでいるが、文章の多さに気が滅入っている。短時間でたくさん読めるよう、黙読だけでなくホワイトボードに書かせるようにしている。 書くのは大変な作業だ。でもやればやっただけ身につくと言い聞かせている。



五感をフル動員させよう。目で見て耳で聞いて手で書いて口で話し、そしてハートで感じる。 そうすれば著者の言いたいことは徐々に輪郭を帯びてくる・・・


⑦ 強烈なインパクト

英検5級の勉強している子供たちが過去問をやりながら嘆いていた。get のうしろに前置詞がきて特有の意味を成すのが解せないらしい。  get up 起きる、  get on 乗る、  get off 降りる、 get to 到着する。  うーん、子供たちには不可解なのだろう。
 
こまった、どうやって教えよう? 黒板に書いて座学をしたところで効き目はあるまい。

そうだ! 中森明菜のあの名曲を聴かせてみよう!

子どもはインパクトのある言葉の繰り返しに敏感だ。 ピコ太郎のPPAP, 8.6秒バズーカの「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」 バンビーノの「ダンソン」どの時も子供たちは大声で連呼していた。 中森明菜の「desire」は、ゲラッゲラッ(get up, get up) という語句を何度もくりかえす。きっと子供らの頭の中深くに残る!

おーい、ちょっと集まってえ。

子らをパソコン前にあつめて動画再生。

https://www.youtube.com/watch?v=MaMhp6PeOOg

「先生このうたなんなのー」一人が言う。
「むかしの歌さ、昭和の時代だ。君らのお母さんが小学生のころだよ」
「えー? どれだけ古いんだよ」
「いいから、黙って聞いてみれ。 このゲラッゲラッていうのはget up なんだ。
「へえ、それじゃこの歌 起きろ起きろっていう歌なの。変なのー」みんなの笑い声。
いい感じだ。きっとget up=起きる、 という図式が記憶中枢に刻まれたことだろう。 その証拠に帰り際、みんな合唱しながら出ていった。

単語や熟語を子らに覚えさせるのは大変な労力がいる。ネイティブのALTだってそう簡単にはできまい。 結局はこういうアイデアの積み重ねがものをいうんだ。


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