今週の授業から

永山教室のT子さん、フラダンスが趣味で、リスニング用にとハワイアンのCDを持ってきてくれた。

あれ~、聞き覚えがあるような・・・

そうだあ、昔NHK FMの「リクエストコーナー」のテーマだった曲だあ!

(*^_^*)

なつかしさも相まって、さっそくリスニング開始!

XXXXX  shells from  the ocean shining in the sun  XXXXX  the shore.

(海からとれたXXXな貝殻、太陽の光を浴びて砂浜でXXXXしている)

うーん、 2か所聴き取れない。

最初の方は「early」みたいな音声、 「朝早くとれた貝殻?」んなワケねーよ。

不完全燃焼のまま授業を終え、自宅に戻ってネット検索。

そしたら見つかった! タイトルが「Pearly Shells」という曲だった。かなりのヒット曲でいろんなアーチストが歌っていたらしい、「砂に書いたラブレター」のパットブーンもそのひとり。

癒される曲だなあ。よかったら試聴してみてください。

YOU TUBEでたくさん出てきます。

「early」じゃなくて「pearly」だったのかあ、40年も英語勉強してきてまだこんな程度。まだまだだなあ・・・

 

 

5万ドルの教訓

30 メートル先の小さな穴へワンショットで入れたら5万ドル(約400万円)。
そんな催しがミネソタ州のとある学校体育館で行われていた。
チャリティー目的のアイスホッケー試合、インターミッション(休憩時間)を利用して行われた。
挑戦できるのはただひとり。ショットは一回のみ。
抽選の結果選ばれたのはニックスミス君(11歳)。
← ニック・スミス君
しかし、その時彼は会場にいなかった。
辞退するにはおしい。どうせ賞金など取れっこないんだし、せっかくだから、と父親のパットさん、もう一人の息子、ネイトくんに打たせる。
ネイト・スミス君
ニック君とネイト君は一卵性双生児だったのだ。
リンク中央に立つネイト君、重いスティックを振りかざし、パックを打つ。
穴の幅は約8センチ。パックとほとんど変わらない。
入るわけがない、誰もがそう思っていたが・・・・
なんと、入ってしまった。
賞金400万円が転がりこんできた。
しかし父親は一晩考え続け、翌日大会本部に事実を告げる。
抽選で選ばれた子と打った子は別人だったと。
当然賞金はフイ。 マスコミは大賞賛。
世論は真っ二つ。 「双子なんだから賞金あげてもいいんじゃない?」
「いや、規則は規則」
みなさまはどう思われますか?
動画は下をクリックしてください。

 

アメリカのCMでリスニングにチャレンジしよう! (ロックバンド編)

社会に対する不満や怒りを歌詞に盛り込んで共感を得る、よくあるやり方ですね。

さてこのCMに出てくるバンドは、その路線からチョットだけ外れている様です、見てみましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=7ez9fq0B9DI

I hate suburbia. But I love my bank.(都会の暮らしなんてまっぴらだ。 でも銀行は好きだ。)

音楽鳴りやむ。

I didn’t qiuite catch thje last bit.(最後の部分が聞き取れなかったぞ)

I said I love my bank. Is that a problem? (銀行が好きだといいました。 それが何か問題でも?)

Yeah. It’s not really raging. And we really look for more raging.(うん、怒りの気持ちが出ていない。もっと怒りを出してほしいんだ)

Sucks.(気にいおらないね)

But you said “Write from the heart” (でも、あなたは心に思ったことを歌詞に書けと言ったはずですが)

Yeah. Don’t do that. (とにかくやめてくれ)

At Ally, you’ll love our on-line savings account. It’s the best of 2010 by Money Magazine.

(アライ銀行では、オンライン預金口座が好評です。あなたも気に入るでしょう。マネーマガジンで2010年のベストに選ばれました。)

Ally. Do you love your bank? (アライです。ご自分の銀行、気に入っていますか?)

映画のセリフから表現を学ぼう。その1 「他人に言われるよりマシでしょ。」

10年ほど前の映画でThings you can tell by looking at her. 「(邦題)彼女を見ればわかること」というのがありました。

その中にこんな場面があります。 (10代の息子と母親の会話)

母) おまえ、歯は磨いたの? どれ、息を嗅がせてごらん。

子) いいよ、うぜーよ。

母)いいから嗅がせなさい。(口臭がするということを)他人に言われるよりましでしょ!

子) うっせーな、わーったよお。

(注意: この訳は原文に忠実ではありません)

さてこの母親のセリフ、「他人に言われるより(私に)言われた方がましでしょ。」が目に止まりました。

英語ではどういえばいいのでしょう?  映画ではこうなっていました。

Better me than someone else saying you need to brush more often.

なるほど、ではもしこの私が愚息にたいして「もっと勉強しろ、他人に言われるより(父から言われた方が)マシだろ。」などというときは、

Better me than someone else saying that you need to work harder.

といえばいいわけだ。

親子だけでなく、仲の良い友達同志で言いにくいことを注意するときに使えそうですね。 

英作文チャレンジコーナー : 北大がジャガイモ害虫特効薬の合成に成功!

 

北大の研究チームが、ジャガイモの害虫退治の決め手となる“特効薬”の合成に成功したという記事が先日、各紙に載った。

A research team from Hokkaido University has succeeded in synthesizing a “wonder drug” that can decisively exterminate harmful insects infesting potatoes. The news was reported in newspapers the other day.

 

それを読んで、「なるほどその手があったか」、と感心させられた。

Having read it, I was truly impressed with how they came up with such a great idea.

 

「ジャガイモシストセンチュウ」という舌をかみそうな名の生き物は、体長1ミリほどでジャガイモの根に寄生して収穫を激減させる。

Given such a tongue-biting name as “Jagaimoshisutosenchuu” (Globodera Restochiensis) , the insects are approximately one millimeter tall and live on potato roots, causing a very poor crop.

 

卵は土の中で10年以上も生き、農薬も効きにくい厄介な害虫だ。

With their eggs persisting in the soil for more than ten years, Globodera Restochiensis are so troublesome that even the chemical compounds cannot kill effectively.

 

道内はもとより世界のジャガイモ生産国が悩まされてきた。

Not only has Hokkaido suffered but also other potato producing countries throughout the world.

 

卵は眠った状態で土壌に潜み、ジャガイモが畑で根を張る際に分泌する物質を感じ取ると目を覚まし、ふ化する。Their eggs sleep in the ground. They wake up and start hatching upon feeling some substance released by potatoes when starting to grow roots,.

 

食事ができるまで寝て待つとは、生存戦略はかなり賢い。 

What a wise strategy to sleep until dinner is ready!

 

だが人間だって負けてはいない。

But human beings fight back.

 

幼虫はジャガイモしか食べないため、作付け前に人為的に卵をふ化させてしまえば、彼らは餓死するしかない。The larvae eat nothing but potatoes. It means that if we can artificially hatch eggs before planting potato seeds, the larvae have no other option than to die of starvation.

 

北大はこの目覚まし物質の人工合成に世界で初めて成功した。

The Hokudai team has successfully achieved the artificial synthesizing of the “awakening substance” for the first time in the world.

 

もともとジャガイモが出すものなので、環境への影響もないという。

The team says there’s no negative impact or risk to the environment because the substance comes from potato itself.

    

害虫や薬剤をやっつけようと強い薬剤を投じれば、相手も負けじと耐性を身に付ける。

As we use stronger chemicals to kill germs and insects, they get more and more resistant to protect themselves.

 

いたちごっこの末に、人間や自然の汚染も深刻になる。

As a result of the endless fighting, contamination threatens nature and human health more seriously than ever.

 

「いっそ、こちらから手を差し伸べて、ふ化させてあげましょう。」というこの問題解決法。身の回りのトラブルや難題にも応用できそうだ。

“We’ll stop fighting, and give you a helping hand in hatching eggs.” Such a conciliating approach should be applicable when dealing with troubles and problems, big or small.

 

永田町の皆さんも参考にしてみてはいかが。

I wonder if lawmakers in Nagatacho could take up the idea.

(北海道新聞 7月16日号朝刊 卓上四季)

 

アメリカのCMでリスニングにチャレンジしよう! (ゼロックス社編)

イタリアのバイクメーカーのドゥカティ社が登場するこのCM, 実はコピー機のゼロックス社のCMなのです。自社の宣伝に他社を出すとはすごい発想。わが国だとキャノンやリコーのCMにホンダやヤマハが出るのと同じ。 そんなことはまずないと思われ・・・

 

 動画は下記をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=0fxhnbgY85E

 

 

 

 

Are you busy?

(いま忙しい?)

 

 

Management just sent over these technical manuals.

(この技術マニュアル、上部から渡されたんだけど)

 

They need you to translate them into Portuguese by tomorrow.

(明日までに君にポルトガル語に翻訳してほしいそうだよ。)

ここで無残にも、書類の束が風に吹き飛ばされてしまう。 

 

Ducati knows it’s better for Xerox to manage their global publications so they can focus on building amazing bikes.ドウカティー社はわかっています。国際関係の文書業務など、ゼロックス社に任せておくのが得策だと・・・そうすれば凄いバイクの研究開発に集中できるからです。

 

With Xerox, you’re ready for real business. ゼロックス社を使えば、本物のビジネスに向かってゆけます。

 

 つまりこのCMが言いたいのは、翻訳だの印刷だの、文書にかかわる一切がっさいをゼロックス社にまかせなさい。そうすれば本業に専念できますよ、ということ。

サラリーマン時代、余計な翻訳仕事ばかり押し付けられた私としては、痛いほどよくわかるワまったく。

実の父親会いたさに7歳児が車を運転。最高時速112キロで30キロ走行。

立たないとブレーキに足が届かない少年が本当に運転して、時速112キロも出せるのか? ナゾが多すぎる気がする。

   

 

A seven-year-old Michigan boy who had to stand up to reach the gas and brake pedals while driving was pulled over by police on Monday morning after traveling more than 20 miles in his stepfather’s car.

ミシガン州の7歳の男子が義理の父親の車を運転し、20マイル走行したところで警察に止められた。 アクセルやブレーキを踏むのに立ち上がらなければならないほどの小さな少年だった。

 

The boy, who lives with his mother and stepfather 100 miles northeast of Detroit, was barefoot and wearing pajamas when police caught up with him, the New York Daily News reported. ニューヨークデイリーニュースによるとこの少年は、デトロイトの北東100マイルに住み、実の母、義理の父親と暮らしていた。警察が車に追いついたとき、裸足でパジャマ姿のままだったという。

 

“He was crying and just kept saying he wanted to go to his dad’s,” Caseville Police Chief Jamie Learman told The Associated Press. “That was pretty much it. He just wanted to go to his dad’s.” 「お父さんに会いたかっただけなの、と少年は言いながら泣き続けていた。それだけのことだった。」ケースビル警察のジェイミーリアマン署長がAP通信に語った。

   

The boy drove the red Pontiac Sunfire as fast as 70 mph, according to the Daily News, and veered onto the shoulder several times.  同紙によると少年は、赤のポンティアックサンファイアを運転し、時速70マイル(112キロ)を出し、数回にわたり路肩に入ったという。

 

The boy’s mother, who works a late shift, was sleeping when the youngster got behind the wheel.  

 車に乗り込んだ時、母親は夜勤明けで眠っていた。

 

The Department of Human Services and the Huron County Prosecutor’s Office have not determined if any charges will be filed, although Tim Rutkowski, the county’s prosecutor, said on Wednesday that there is no evidence that the boy was taught how to drive.米社会福祉省とヒューロン郡検察庁は、公訴を提起するか否かをまだ決めていない。少年が誰かに運転方法を教わった証拠がない、と同庁検察官ティムラトコースキー氏が述べているが。

 

 

英作文チャレンジコーナー 時を超える毒物 

最近読んだ道新の社説を一部翻訳してみました。

「トイレなきマンション」とは高レベル放射性廃棄物というごみの行き場が定まらない原発をやゆする言葉だ。

A house without a toilet is a phrase often used when people ridiculously refer to   nuclear plants where nuclear waste has no place to go.

この下世話なたとえはわかりやすい反面、事態の深刻さを薄めてしまう軽い響きを持つ。

Frequently used  similes such as this have an advantage of being easily understandable, but carries a careless tone of diluting seriousness of the state of affairs.

放射性廃棄物は手に負えない毒だ。現実はトイレどころでは済まないことを、札幌シアターキノで公開中の映画、「100,000年後の安全」は冷静に訴えかける。

Radioactive waste is uncontrollably poisonous. 

There’s  a movie named Safety in 100000 Years which is currently premiered in Theater Kino, Sapporo.

It tells us that the “actual dimension of the problem is far more serious than toilets.

フィンランドは世界で初めて、放射性廃棄物の最終処分場建設に着手した。カメラは地下500メートルまで岩盤を掘り進む建設現場に降りていく。

Finland started building the world’s first permanent nuclear-waste repository.

The camera goes down to the construction site where drilling is done 500 meter underground.

廃棄物が無害になるまでの10万年を耐える建造物という建造物という計画の途方もなさ。

What an extraordinary plan it is to construct a building that can last 100,000 years until the nuclear waste is no longer deadly to human beings.

圧巻は、施設の危険性を未来世界に警告する方法について悩む科学者たちへのインタビューだろう、

携帯電話の電磁波に発がん性ありとの研究結果が・・・

BUCKINGHAM POSTという新聞にやっかいな研究結果がでたので紹介します。

The International Agency for Research on Cancer has classified the radiation emitted by cell phones to be “possibly carcinogenic”. (国際がん研究機関 IARC)が、携帯電話の発する電磁波を”発がん性があるかもしれない”分類に入れた。

This puts cell phones in the same category as lead, the pesticide DDT, and automobile exhaust.(これにより携帯電話は、鉛、DDT殺虫剤、自動車排気ガスと同じ分類にくみこまれることとなった。)

 Governments around the world will be pressured to update the public on the dangers of using cell phones for too long. (世界中の政府は国民に対し長時間携帯使用の危険性を新たにしらせる圧力にさらされるだろう)

The IARC reports that making calls for more than half an hour a day over 10 years could increase the risk of developing gliomas – a type of tumor that starts in the brain or spine – by 40 per cent.(IARCの報告によると、一日に30分以上の携帯使用を10年以上続けた場合、脳や背骨にグリオマと呼ばれる腫瘍ができる可能性が40パーセント高まる。)

 This is considered “limited” evidence, as further studies are needed to determine whether the gliomas are simply caused by chance.(だがこれは限定的な証拠と考えられており、グリオマの発生が偶然なのか否かについては更なる研究が必要とされる。)

 There is no evidence that cell phone radiation causes other kinds of cancer.

(携帯の電磁波が他のがんを引き起こす証拠は出ていない)

Scientists have known that cell phones emit radiation, and that much of it is absorbed by the body.(電磁波が携帯から発生し、その大部分が体内に吸収されることを科学者たちは知っている。)

 But until recently, cancer studies have been inconclusive because tumors can take decades to develop, and cell phones are a fairly recent technology.(だが、腫瘍が拡大するのには数十年かかるのに対し、携帯電話の技術はつい最近のものであるため、がんに関する研究は最近まで結論が出せないでいた。)

Although Christopher Wilde, director of IARC says that more research needs to be done, he says that “it is important to take pragmatic measures to reduce exposure such as hands-free devices or texting.”(IARC所長のクリストファーワイルド氏は、更なる研究が必要としながらも、ハンズフリーやメールなど、露出を減らす実際的な手段を講ずることが大切と述べている。)