還暦おやじ、センター試験(英語)に挑戦!

昨日おこなわれたセンター試験の英語問題を解いてみました。 

えっ? なんでそんなことするかって? そりゃ当然、お金をもらって英語教える仕事してるわけだから、それなりのレベルを維持しなきゃ! 噺家が落語できなくなっちゃおしまいなのと同じ! 

情けない点数しか取れなくなったらいつだって引退する覚悟。

そんなわけで新聞紙にでた試験問題を受験生と同じ制限時間で解いてみました。 (途中、電話が鳴ったことと妻から「晩ごはん何にする?」の問いかけに集中力が途切れたのでほんの2,3分オーバーした。)

さてそれでは採点結果・・・・

問1,2の発音、アクセント、文法問題はすべて正解。

だが問3でやらかした。余剰と思われる文を選ぶのは前から苦手だ。

続いて問4も不正解! 引退する先生に何をプレゼントするか、生徒たちが話し合う内容だ。最もふさわしい贈り物は何か? 1.花束、2.像、3.アウトドア家具、4.調理関連

本文の中ではくだんの先生が料理好きであることがたくさん書かれてある、正解は4番! とだれもが思うだろう。

ところがそれはワナだった!

正解は3なのだ。たしかに、「調理器具は山ほど持っているだろうし、好みもある。」という記述があった。この先生は調理関係の道具などいらないのだ!

ではなぜ3番?  

読み直して分かった。 この先生はよくパーティーを開いて人を呼ぶ。招待客は座りたくなったら家の中に入らねばならない。→この記述から、パーティは屋外で開くことが普通であり、キャンプで使うような座いすを持っていないことがわかる。→ だからアウトドアファニチャーが最も喜ばれる贈り物、となるわけだ。 

奥が深いなあ、全国で何人の高校生が正答できただろう・・・・

ほかに問5で2問不正解。 これは不注意が原因なのでナットク。

そんなわけで総得点は200点満点の179点。 塾講師としてふさわしいのかどうか、超ビミョー。

羽ばたけアイドル!

講師をさせていただいている名寄市立大学のカナダ人先生マーティンメドウスさんが嬉しそう。 何があったのか聞いてみると、高3の娘さんが新聞に載ったとのこと。 どれどれ・・・・

へええ、モデルをやっていたんだ。そしてこの春卒業と同時に東京の大学へ進学し、芸能活動もおこなうとのこと・・・・2019年が最高の年になればいいですね。

成長期

S君は中2のイケメン男子。テニスがめちゃうまい。この年末年始、家の都合で塾を3週間やすんだ。 

そのS君が、きのう復帰してきた。「こんちわ、しつれいしまーす」。

「おーう、ひさしぶ・・・」言葉が止まった。なんとS君の身長が伸びている! たった3週間でめまぐるしく。

「おーい、身長伸びてなくね?」と尋ねる私に「はい」とほほえむSくん、歯並びがいい。 3週間で数センチの伸び、驚異的だ。

成長期、英語ではrapid growth period とでもいうのだろうか? 彼は今まさにその最中。 私を追い越すのは時間の問題だ。

たずね人

昨晩のはいはい道新に投稿したのは私です。子供のころお世話になった英語塾の先生の消息を探しています。この方のおかげで英語が得意になり、大学に入れました。ただお名前が思い出せなくて・・・心当たりある方、どんな小さな情報でも結構です、お教え願います。

さあ、受験だ!

さあ、英検のシーズンがやってきました。 今回の受験者内訳は・・・

小学生グループから5級3名、4級2名。(初めての受験にみんなそわそわ)

中学生グループから3級3名、準2級1名 (部活との両立が大変でみんなブツブツ)

高校生グループから2級1名(受けるつもりなかったのに担任に強く言われシブシブ)

そのほかに高校・大学受験を控えている生徒たちは、風邪をひかぬようピリピリ

なにはともあれみんなラストスパートだ! 40年前の誰かさんみたいに1点差で志望校に落とされるんじゃないぞ!

(長期にわたり通ってくださっている生徒には無料直前対策セミナーなど実施しております。

お問い合わせください。)

 

ウイキペディア

平均年齢が72歳のクラスがあります。男性が1人に女性が4人。

日頃の会話は病気のこと、年金のこと、お墓のこと、などがメインだ。

5人が英語を続ける理由は様々。 孫が中学生になって英語の勉強を始めたから、ボケ防止に何か知識を吸収したい、海外から来た旅行者の道案内に役立ちたいなど。

理由はどうあれ、体力的にきついので厳しいレッスンは望んでいない。したがってまったりしたペースを心掛けている。

新年初めのレッスン、おせちやお雑煮の話をしているうちに、こういう内容を外国の人に説明出来たらかっこいいよね、という話に。

「それならばウィキペディアをみよう」、と私は提案。

「なにそれ、足の爪に塗るやつ?」とおばさんたち。

「それはペディキュア。あのねえ、ウィキペディアというのはネット上の百科事典さ」といいながらパソコンを開く。

調べてみたら、雑煮もおせちも英語版がありました。 これは便利だ!

Zōni (雑煮), often with the honorific “o-” as o-zōni, is a Japanese soup containing mochi rice cakes.The dish is strongly associated with the Japanese New Year and its tradition of osechi ceremonial foods. Zōni is considered the most auspicious of the dishes eaten on New Year’s Day. The preparation of zōni varies both by household and region.
ふーん、なるほどうまくまとめているなあ。 一言一言訳しながら生徒たちに説明した。
こういう文章を外国の人たちに話せたら最高だね! とメンバーの一人がつぶやく。
ホントだね、いつかそうなれるよう、まったりと続けていこうよ、ねえみなさん。

訳ぞめ

英検1級合格をめざすクラスは女性が3人。
カタブツだと思われがちだがとても楽しい面々。
たとえて言うなら昔のお笑い芸人「かしまし娘」だろうか。しゃべりだしたら10人いるような騒がしさだ。

だがひとたびスイッチが入ると集中力が半端ない。シーンと静まりかえる。

今日のテーマはライティングテスト。英検1級の場合、与えられたテーマで各自の意見を200から240語でまとめることが求められ、しかも理由を3つ含めねばならない。これがキツイ・・・

さて新年第一発目の「書初め」ならぬ「訳ぞめ」、 話題として日本のIWC脱退をとりあげた。
 Do you think Japan was right in withdrawing from INTERNATIONAL WHALING COMMITTEE? (日本が国際捕鯨委員会を脱退したのは正しいと思うか?

決まり切ったテンプレは余分な作業なので省き、要点だけを彼女たちに挙げてもらった。

まずは賛成派意見

1. Japan can preserve its own traditional food culture.日本は伝統的な食文化を維持することができる。

2. Another stable source of protein can be secured. 新たなたんぱく源が確保できる。

3. The business will boom in and around the port cities. (クジラが水揚げされる港では)漁業が活発になり、景気が良くなる。

そして反対意見

1.Japan will lose international trust among the pro-whaling nations as well as those anti-whaling nations. 反捕鯨国、捕鯨国ともに日本に対する国際的信頼を失うだろう。

2. More supply of whale meat will do little to satisfy Japanese consumers.
 クジラ肉の供給量が増加しても日本人消費者の満足にはほとんど影響を与えないだろう。

3. The ocean animals’ food chain will be out of balance. 海洋動物の食物連鎖が崩れてバランスをなくす。

反対意見の方は多少こじつけっぽいけれど、これだけ掛けたらばっちりだろう。あとはテンプレにはめるのみ、
かしまし娘さんお疲れ様!

ぺったん ぺったん

生徒のMさんはよく働く社会人。一児の母でもある。

この正月休み、旦那さんと息子のKくんを連れて関西の実家へ里帰りした。

雪のない西日本、Kくんはおどろいた。北海道と全然ちがう。

でもKくんの驚きはそれだけではなかった。おじいちゃんおばあちゃんが餅つきを披露してくれたのだ。それも臼と杵を使って。

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熱いご飯が入れられる。じっくり見つめるKくん。

 

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まずはおじいちゃんがやり方を見せる。

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パパにささえてもらっていざ一突き。

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おばあちゃん、どう? うまく突けてる?

 

いい経験ができたね、Kくん。 もちつきって大変な作業なんだ。

おじいちゃんもおばあちゃんも君に見せたくて頑張ったんだ、感謝しなきゃ!

Mさん、心温まる写真をありがとう!

 

 

 

箱根駅伝

数年前私の塾を巣立って東京の私大にはいったYさんからLINEメッセージが来た。
彼女の学校が今年の箱根駅伝で10位以内に入り、シード権を獲得したという。

そうそう思い出した、彼女は駅伝おたく。小さいころから1月2,3日はTVにかじりついてきたのだ。大学選びの時は箱根駅伝の常連校であることが第一条件だった。筋金入りだ。

彼女に限らず東京の私大を出た知人はみな母校を応援している・・・早稲田、明治、中央、日体大・・・卒業後何年経とうと駅伝は母校への帰属意識を高めるようだ。

こんな時、地方大を出たことをちょっぴり悔やむ自分がいる・・・器が小さいねえ、腹はでかいのに(笑)