なあんだ、そうだったのかあ。

札幌出身のⅠさんは元テレビ局の女子アナ、なかなかの才媛。

一線を退いた今は主婦業に専念するかたわら英語の勉強に力を入れている。

 

そんなIさんが先日のレッスン日、菓子折をもってやってきた。 六花亭のシュークリームだ。

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私はなにやらイヤーな予感に襲われました。だいたいこういうときは悪い話が出るに決まっている。「もっと勉強を続けたかったのですが、やむを得ない事情で辞めることにしました」みたいな。

あー、Iさんやめちゃうのかあ、さびしいなあ。

ところが彼女、目が輝いている。「ああそうかいそうかい、おれんとこやめるのがそんなにうれしいかい」私は完全にイジケジジイになっていました。

一枚の書類を差し出すIさん、よくみると先日のTOEICの成績結果だった。

開口一番!

「先生、ついに750点を超えましたあー。いままで700前後を行ったり来たりでくすぶっていたのでとてもうれしいです。これも先生のおかげ。なにかお礼をした方がいいと夫にも言われたので、お口に合うかどうかわかりませんが、シュークリーム買ってきました。次は800点を目指します。これからもよろしく。」

なあんだ、そういうことだったのか。びっくりさせないでIさん。言葉だけで十分! お菓子なんかいらないって・・・

といいつつぺろりと平らげ、血糖値を気にする私でした。