昨日おこなわれたセンター試験の英語問題を解いてみました。
えっ? なんでそんなことするかって? そりゃ当然、お金をもらって英語教える仕事してるわけだから、それなりのレベルを維持しなきゃ! 噺家が落語できなくなっちゃおしまいなのと同じ!
情けない点数しか取れなくなったらいつだって引退する覚悟。
そんなわけで新聞紙にでた試験問題を受験生と同じ制限時間で解いてみました。 (途中、電話が鳴ったことと妻から「晩ごはん何にする?」の問いかけに集中力が途切れたのでほんの2,3分オーバーした。)
さてそれでは採点結果・・・・
問1,2の発音、アクセント、文法問題はすべて正解。
だが問3でやらかした。余剰と思われる文を選ぶのは前から苦手だ。
続いて問4も不正解! 引退する先生に何をプレゼントするか、生徒たちが話し合う内容だ。最もふさわしい贈り物は何か? 1.花束、2.像、3.アウトドア家具、4.調理関連
本文の中ではくだんの先生が料理好きであることがたくさん書かれてある、正解は4番! とだれもが思うだろう。
ところがそれはワナだった!
正解は3なのだ。たしかに、「調理器具は山ほど持っているだろうし、好みもある。」という記述があった。この先生は調理関係の道具などいらないのだ!
ではなぜ3番?
読み直して分かった。 この先生はよくパーティーを開いて人を呼ぶ。招待客は座りたくなったら家の中に入らねばならない。→この記述から、パーティは屋外で開くことが普通であり、キャンプで使うような座いすを持っていないことがわかる。→ だからアウトドアファニチャーが最も喜ばれる贈り物、となるわけだ。
奥が深いなあ、全国で何人の高校生が正答できただろう・・・・
ほかに問5で2問不正解。 これは不注意が原因なのでナットク。
そんなわけで総得点は200点満点の179点。 塾講師としてふさわしいのかどうか、超ビミョー。