ワールドカップで熱戦が繰り広げられているが、一方で数々の抗議活動がヨーロッパで行われている。
例えば、ドイツでは、6500個のサッカーボールの空気を抜き、地面にならべられた。カタールでスタジアム建設中に劣悪な労働環境で亡くなったとされる移民労働者に対する追悼の意味が込められていた。
フランスでは、パブリックビューイングが廃止された。
オランダでは亡くなった労働者遺族に十分に保障するようカタール政府に求めている。
日本ではこのような抗議活動がほとんど行われなかったし、またヨーロッパでの抗議活動も報道されていない。
ワールドカップを楽しむ事は良いことだが、その陰で大勢の人々が人権を無視されたことを忘れてはならない。