2017年英検夏の陣 合格者

今回もたくさんの合格者が出ました。それでは紹介してゆきます。

市内の高校に通うFさん、見事2級に合格! 顔を隠してもいいよと言ったのですが、ご両親の特別のはからいで顔出してもらいました。

Fさんと仲良しのTさん、ダブル合格なさいました。おめでとう!

60代でみごと準2級に受かったKさん。そうさ年齢なんか関係ない、やる気が大事なんだよね! Age is just a number!

小6で3級合格はHさん。ひょうひょうとしているが、粘り強くがんばる子。

 

同じく3級合格のNさん、中2生。基礎がしっかりしている。

4級合格のHさん。おっちょこちょいだが負けず嫌い。ライバルは二つ上の姉。

「ねえちゃんは中2の秋に4級とったので、私は中2の夏までに取りたかった。」と本人。

文武両道のAさん。5級合格。スポーツは強気なくせに英検は落ちるのが怖くて逃げ続けてきた。2年前に受けても合格できていたはずだよ! これから先は真正面から向き合うべし!

 

さてこのほかにも準1級合格の男性、3級合格の男子、女子がひとりずついたのですが、事情により掲載を見送りました。 皆さまお疲れさん。つぎもがんばろう!

 

自分を信じて・・・

さて受験シーズン到来です。
私のところに通っている生徒たちも(団体・個人レッスン)ピリピリした雰囲気におおわれています。
毎週金曜夜、市内某所で行っている団体授業。ここには高校受験を控えた男子中学生が7名在籍しています。
K君は大の英語好き、もちろん学校の成績は1年の時から5だ。 英検もすでに3級とっている。 理数系もできるので、志望校はもちろん「あの」高校だ。
だが、最近彼の様子がおかしい。ワークブックや小テストでミスが目立つのだ。
学テでも、定期テストでも9割を割ったことの無いK君、なにがあったのだろう?
気になったので彼を別室に呼び、話を聞いた。
「どうした、元気ないけど。体調悪いのか?」
「いえ、ただちょっと、英語がわからなくなってきて」
「どこがわからなくなった?」
「haveの使い方がわけわかんなくなって・・・」
「haveというと、「持っている」のhave、「しなければならない」のhave to、 現在完了のhaveとかかい?」
「ええ、それが全部ぐちゃぐちゃになって・・・」
ここでピーンときた。彼は疲れているのだ。どんなに自信のある教科でも、無理に詰め込みすぎればパンクする。それがケアレスミスを呼ぶ。刻一刻と入試日が近づき、あせりが生まれる。
「いいか、K、お前すこし疲れているんだよ。この一年ずーっと見てきたから君の実力が高いことはオレがよく知っている。ただ疲れとスランプで焦りを生じているだけなんだ。こういう時は思い切って体を休めるのもいいんだぞ。」
「休めっていったって、入試はもうすぐだし。」
「いいか、よく聞け。おまえ確か部活で球技やっていたよな。」
「ハイ」
「どうだ、試合の直前なのに調子が出ないとき、なかったか? いくら練習してもベストコンディションに戻らないこと、あっただろう?」
「ええ、ありました。」
「そうだろう。人間てさ、だれでもそういう風にできてるんだ。いくら頑張っても調子が上がらないときはあるんだ。
そういう時はさ、じっと耐えて待つしかないんだよ。自分を信じて。きっと自分はベストの状態に戻るって信じて待つのさ。」
「・・・・」
「良い風に考えれば、いまスランプになってよかったのかもしれんぞ。試験日のころは絶好調に戻ってるって。」
Kくんの顔がすこし明るくなって見えた。ヨカッタ、がんばれよ。
こういう励ましの言葉をかけるとき、ついつい熱くなってしまう自分て何なんだろう? おそらく自分自身にも言い聞かせているんだろうな・・・

新教室をオープンさせます!

まだ生徒募集さえもしてないのに、こんなことしていいのかな? と思いつつ発表します。

豊岡15条5丁目、(環状線モダ石油の裏)に第3の教室を設けることに決めました。 築一年しか経っていない、新しいアパートの一室を借りて。

部屋はとても広く、どう見積もっても10数人は楽に座れそう。おまけにトイレやキッチンもピッカピカ! もう家族と別れて一人暮らししたくなるようなキレイさです。(コラコラ)

本格的な稼動は年明けになるでしょうけれど、とりあえず付近に住む生徒さん(Yさん、Kさん、Iさん、Tさん、Aさんあたりかな)を呼んで模擬レッスンを体験してもらおうと思います。

実現したら報告しますね・・・・

 

 

水曜日はサロンの日

3月とは思えない猛吹雪に見舞われながらも、緑ヶ丘サロンには多くの方々にお越しいただきました。ありがとうございます。

この日の活動内容を報告します。

(リスニングの部)

タイガーウッズの記者会見の模様を皆で聞き取り訓練しました。(浮気とか不倫とか、題材として不適切だったかな)

For all that I have done, I am so sorry.

私がやったすべてのことに対し、申し訳なく思います。

I have a lot to atone for, but there is one issue that I really want to discuss.

償うべきことはたくさんありますが、でも是非話しておきたいことがあります。

Some people have speculated that ELIN somehow hurt or attacked me on Thanksgiving night. 感謝祭の日の夜に、妻エリンが私を殴ったとか、襲いかかったとか推測する人がいます。

It angers me that people would fabricate a story like that.人々がそういう話をでっちあげるのは腹が立ちます。

ELIN never hit me that night or any other night.エリンはいつだって私をたたいたことはありません。

There has never been an episode of domestic violence in our marriage, ever.

私たちの結婚生活で、家庭内暴力が起きたことは一度だってありません。

ELIN has shown enormous grace and poise throughout this ordeal.

このつらく厳しい時期にも、彼女は品位と冷静さを大いに見せてくれました。

ELIN deserves praise, not blame.エリンは非難ではなく称賛に値します。

The issue involved here was my repeated irresponsible behavior.

ここで問題となるのは私が繰り返してきた無責任な行動なのです。

I was unfaithful, I had affairs, I cheated. 私は不誠実でした。不倫をしました。浮気をしました。

What I did is not acceptable. 私がやったことは許されることではありません。

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(ダイアログの部)

札幌で7人が犠牲になった火事についての対話練習に取り組みました。

  

A)   The nursing home fire was really frightening, wasn’t it?

B)   You mean the one in Sapporo that killed seven people inside?

A)   Yes. I feel sorry for the victims and their families.

B)   Do you know what the cause was?  It’s hard to believe.

A)   I don’t know.  What was that?

B)   It’s a laundry that caught fire over the stove.

A)   Oh my god. It’s an accident that could have been prevented.

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リーディングの部

ジャパンタイムズの記事を和訳。 内容は鳩山邦夫氏の自民党脱退、および水俣病未認定患者に対し熊本地裁が提示した和解案。

Re:ひと月かかってやっと完成・・・(疲)

montoさん、コメントありがとうございます。
両者は「原爆投下は必要だったか?」を論議しています。
限られた時間内で討論するのですから、相手のこまごました論点にすべて触れるよりも、キーポイントだけに絞って論じる方が効果的だったのではないでしょうか?
また、日本軍の戦意の有無と、戦争終結に対する取り組みを表裏一体と見なすのは妥当でない気がします。

細かいことはさておき、根幹となる部分だけ着目しましょう。

古森氏の考え:「戦意をなくした日本に原爆は不要だった」
米人B:「日本に戦意はまだ残っていた。従って投下はやむを得なかった」
米人A:(このテープに録音された部分に限って言えば、自分の意見を言っていない。)戦後日本の反省度の低さにホコ先を向けて糾弾することにより、「そんな日本に非難されるいわれはない」という意見に終始している。(ソ連に対する優位性のくだりは、他人の意見の引用であって、Aさん自身のものではありません)

こう見ていくと、Aさんはもっと自分の意見を言うべきですよね、戦意にせよ対ソ優位性にせよ。 「はぐらかし」だけではdebateとは呼べないですよ。 ホント

Re:ひと月かかってやっと完成・・・(疲)

お疲れ様でした。

これだけの量のディクテーションとその訳を、よくやり抜きましたね。恐れ入ります。

このディスカッションの論理が私には噛み合っていない気がするのですが、私の理解力がないからなのでしょうか?それとも、実際、噛み合っていないのでしょうか?

米A: 原爆投下前に勝敗は決まっており、投下した本当の理由はソビエトに対し政治的優位性を見せておきたかったから。

古森:ソ連が中国日本領に進出してきた8月9日には2回目の原爆が落とされた。これは、日本の敗戦を意味する。

この時点で、議論はかみ合っていない気がする。その後も数回、噛み合わない論議が続くような…頭が混乱してきました。

なんにせよ、この仕事の見事さは賞賛に値します。

続きです。

(古森)
I’d also  add that US could have just demonstrated the awesome power of the newly developed weapon, test explosion or something.
付け加えますが、(もし米国の目的がソ連を敬遠することにあったのなら)この恐ろしい新型爆弾を(居住地に落とさず)どこかで爆破実験してその模様を世界中に知らしめるだけで充分だったのではないでしょうか?

(米国人A)
Let me in. Let me in. Let me in. That was the most tendentious way to put it. 聴きとり不能部分あり。 There’s some feeling here in the United States that it takes a bit of a Chuzpa, a bit of gall for the Japanese to be criticizing us for our historical sin,
And the Japanese tend to downplay the rate of men killing. There are various other episodes that Japanese are not killing in textbooks students learn.  And you people, your country have not come to grasp with what you did in the war and not teaching school children what happened?
ちょっとまった、ちょっとまった。それはずいぶん偏ったものの言い方ですね。ここアメリカでは、日本が原爆投下に対して我々を非難するなど厚かましい、といった感情がありますよ。 それに日本は殺戮してきた人間の数を実際より少なくさせようとしたり、 生徒が使う教科書に「日本は人を殺していない」と書かせようとするエピソードが他にも多々ある。 日本は、戦争で行ってきた事実をしっかり把握してこなかっただけでなく、子供たちにも伝えようとしない。そういうところがあるんですよ、人民も、国家も。

(古森)
It’s an assertion that Japanese have not come to grasp with the sense of our guilt. I really take issues with that. because I don’t remember how many times Japanese prime ministers and other political leaders really showed the act of apology. In addition to this, a tremendous amount of reparation was paid to all those countries. In addition, the Tokyo War Crime Trials, I don’t know two thousand people were executed, and all that.  In addition to this, bombing in Hiroshima and Nagasaki.  So the issue of Japanese textbooks – it’s really taken out of context – made sort of a political issue by Korean and Chinese.
日本が罪の意識を持っていなかったとはずいぶんなご意見ですね。 それについては言わせてもらいますよ。 というのも今まで日本の総理大臣や政界首脳が何度謝罪の行動をとってきたか、その数ははかり知れません。 それに当事国に対しては多額の賠償金を支払っています。 また東京軍事裁判では、2千人もの戦犯が処刑されている。 (広島、長崎で受けた大きな被害を勘定に入れず)これだけのことをやらされてきたのです。
また教科書に関する意見は、韓国や中国によって政治問題化されてきた論調ですが、主旨が理解されていないです。

ひと月かかってやっと完成・・・(疲)

(米国人A)

We have a number of documents that we didn’t have a few years ago. For instance, we’ve found the President Truman’s diary recently, and his letter to his wife, top intelligent reports – that we broke the Japanese code and we knew that they were attempting to surrender.
It was still three months before the preliminary landing. And the consensus of the real experts, people who spent all of their time studying this is that the bomb was unnecessary. Most notable  leaders at the very top in the World War Two – General Eisenhower for instance, the head of Air force , Henry Arnold. All agreed that the bomb was unnecessary.
今ここに数々の証拠書類が手に入っています。数年前まで入手できなかった書類が。 たとえばトルーマン大統領の日記、奥さんに宛てた手紙、極秘報告書など。 それによると当時の米国は、日本側の暗号文を解読して、日本側が降伏を企てていたことをつかんでいました。 (マッカーサーによる日本への)予備上陸が行われる3か月前のことでした。 この件の研究調査に多くの時間を費やしてきた人々、つまり本当の意味での専門家たちの間で合意されていた事項があります。それは「原爆は不要だった」ということ。 第2次大戦時の著名な将校、たとえばアイゼンハワー元帥、ヘンリーアーノルド航空幕僚などはみな原爆不要論で一致していたのです。 

(米国人B)
Why did Truman drop it then?
それではなぜトルーマン大統領は投下させたのですか?

(米国人A)
Well, there’s a debate. Many people say he did it for political reasons.  (聴き取り不能部分あり)
Many people now see that one of the factors was to impress the Russians, who were about to enter the war. Indeed they were before they got into North China, Manchuria, to spread influence. political reasons, not military reasons.
And one of the big reasons being criticized – Eisenhower was a major critic. He said that a lot of people lost their lives, mostly  civilians – in a situation probably where it’s not military necessity.
さあここを討論しましょう。 トルーマンは政治的理由で原爆を投下したと多くの人が言っています。 要因の一つは、当時参戦しようとしていたソ連を敬遠すること。 確かにソ連軍はまさに中国北部、満州地域へ入り込んで、その影響力拡大を図ろうとする目前でした。 つまり政治的理由であり、軍事的理由ではないのです。この大きな理由は、主にアイゼンハワー氏によって批判されました。 この原爆により多くの人命が失われ、そのほとんどが民間人だった、軍事的に必要性のない状況下で行われた殺りくだったと。

(古森)
There’s also an attempt by Japanese political leadership to put in a peace feeler, mostly through the Soviet Union, of course without knowing that Soviet had already agreed to take part in the war. Soviet’s invasion into Japanese occupied territory of China got underway on the ninth of August, which , in Japan, it is exactly the date the second bomb was dropped. All of the indication is that Japan had come to realize that there was no way this country could continue the war.
日本では、政府首脳が主にソ連を通じて和平交渉を試みていました。 まさかソ連がそのときすでに参戦に合意していたなどまったく知らずに。
中国における日本軍占領地域にソ連軍が侵入したのが8月9日、この日はまさに2発目の原爆が落とされた日であります。これら事実が意味することは、日本はすでに戦争の継続が不可能であることを実感していたということです。

(米国人B)
Mr.Komori, isn’t there a little revisionism in this view after having seen the tenacity that the Japanese displayed , island by island, as the U.S. led with its marine marched across, trying to get to Japan.  All of a sudden, you are saying that tenacity would have disappeared, and they would have holded their hand and ended the war?
古森さん、あなた事実を塗り替えてはいませんか。 日本軍はですね、米海軍が日本本土に到達するまで、一つ一つの島々で激しく抵抗をみせたのですよ。 それなのにあなたは、日本軍が突然(原爆を落とさなくても)戦意を失い、両手を上げて降参するつもりだったと言っている。

(古森)
The tenacity has completely disappeared in the wake of the two droppings of the atomic bombs.
戦意など2度の原爆投下で完全に消え失せましたよ。

(米国人B)
That’s right. That was the whole purpose of dropping. But you are saying if they hadn’t been dropped, it would have disappeared.
そりゃそうだ。それが投下の目的だったんだから。 ただあなたは、原爆が落とされなくても日本の戦意が喪失していたと言っている。

Re:押入れを整理していたら・・・

なるべく早いうちにdictationして、この場で発表したいと思います。

dictation期待しています。タマ駅長のdictationも和訳も、なるほどな、と思いながら読ませていただきました。クロスファイアのほうは、ディベートの訓練にも使えそうなので、聞いて(読んで)みたいです。