要約問題の攻略

英検に新しく導入された「要約問題」。苦手意識を持つ生徒が後を絶たない。どうやって攻略すればいいのか。当然ながら、元の文章を完全に把握することが前提である。その上で、どの部分を削ぎ落とすべきかを見極めることが重要だ。まるで贅肉を落とすように、必要のない部分をそぎ落としていくべきである。

例えば今日の天気予報を要約してみよう。

台風10号は熱帯低気圧に変わりましたが、月曜日は湿った空気や前線の影響で近畿や東日本、北日本を中心に大気の状態が不安定となり、大雨となる所があるでしょう。すでに東海や関東では記録的な大雨となり、地盤の緩んでいる所もあります。少しの雨でも土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。日中は晴れ間の出る所も、急な雨や落雷にご注意ください。

これは台風の話だ。一番伝えなければならないのは「いつ、どこに被害が及ぶか」「人々は何に気をつけるべきか」だろう。 「熱帯低気圧」だの「晴れ間の出る所」だのはバッサリ切る。

するとこうなる。

台風10号は月曜日、近畿、北日本、東日本に大雨を降らせる。東海や関東はすでに大雨だ。たとえ小雨や晴れでも土砂崩れ、浸水、氾濫、雷に注意が必要。

英語でもきっと同じ感覚でできると思う。要は「何を言いたいのか」を掴み取ることだ。

他教科指導に挑戦

試験シーズンだ。社会科や数学が苦手な生徒のため、無料で教えることにした。中学校レベルならまだなんとか教えられるはず、、、そんな根拠のない自信だけで臨んだ。

やってみると、できるものはでき、できないものはできないことがわかった。当たり前だ。社会科は自分が中学生だった頃と大きく変わっていて冷や汗をかいた。鎌倉幕府が開かれた年代も違う。俺が習ったことは一体なんだったのか。

でもまあ、なんとかこなして、受講した生徒から感謝の言葉をもらえた。次もまたやってみたい。

今年は寒いなあ。

6月だというのに肌寒い日が続いております。
風邪をひいて休む生徒も後を立ちません。
そんな中、小学校高学年から中2までを対象としたグループオンラインは活況を呈しています。総員数20名。
地方個人塾としてはまあまあの規模。
毎日10分程度のレッスンだが、コツコツ積み重ねた成果は大きい。もうすでに英検純2級に手が届いた小学生も居る。 一夜漬けではなくコツコツ! これが野村英語維新塾のモットー!

今週の授業題材

私が会社員時代に遭遇した事件をもとに作ってみました。今週はこれを題材にアンさんと話し合ってみましょう。

ABC Restaurant: Hello, ABC Restaurant. How may I help you?

Suzuki Corporation: Hi, this is Suzuki Corporation. We had a party at your restaurant last Saturday. Do you remember?

ABC Restaurant: Yes, thank you very much for your business.

Suzuki Corporation: We have a problem. Someone posted a negative comment about our company on social media.

ABC Restaurant: Oh no. And how does this involve us?

Suzuki Corporation: We suspect that one of your staff members made the post.

ABC Restaurant: Why do you think that?

Suzuki Corporation: The post appeared right after we complained to your waiter about the poor service. We saw him using his cellphone and looking unhappy.

ABC Restaurant: But that doesn’t prove he posted the negative comment, does it?

Suzuki Corporation: We request that you delete the post.

ABC Restaurant: We can’t do that. We are not responsible for the post. You should address this issue elsewhere.

  1. What are the parties involved ?
  2. What triggered the incident?
  3. Do you think that ABC restaurant waiter did the posting? Why and why not?

長い間ご無沙汰しました。

別に私、死んだわけでも入院していたわけでもありません。サイトがやられてしまって更新しようにもできなかったのです。今回tech-savvyなお方に助けてもらって再び投稿できるようになりました。 まだ(もう)65歳、頑張り続けます、 生徒数は51名、ピーク時の半分になりましたが、 頑張っております。

頑張っているなあ

大学時代の後輩のフェースブック投稿。

大企業を相手に英語通訳をしているとのこと。

勉強、スポーツどちらも頑張るやつでした。だからこそ60代でも最前線で頑張れる気力と体力があるのでしょう。まだまだやれる60代、僕も負けてはいられないと思いました。

スピーキング軽視

「英検二級を受験する学生を見て思うのは、スピーキングが軽んじられていること。

リーディング、リスニング、ライティングは飛躍的に伸びていますが、スピーキングだけは準2級レベルのまま。

このことには裏付けがあります。

①大学入試にスピーキングがないこと②高校で適切な指導が行われていないこと

③英検二次試験そのものが甘い判定基準であること

などが挙げられます。

学生たちは必要最低限のことだけを会得し、試験会場に臨む。そして終了後は何もしない。

これではスピーキング力が伸びるはずがないです。

抜本的な改革が必要!

例えば英検二級二次試験の基準をもっと厳しくする。企業はTOEIC一辺倒を改める。学校授業で他国の生徒たちとオンライン会話を取り入れる。

まだまだあるだろう。とにかくいろいろやってみるべきだと思う。

確定申告

さあ今年もやってきた、確定申告のシーズン。

さっそく関係書類をプリントアウト。

あとはe-tax に打ち込むだけ。楽だ楽だ。

樽商大でシゴかれた簿記がこんなところで役に立つとは思わなかった。母校に感謝したい。

メチャ楽しい英検1級

生徒たちと一緒に英検1級を受けています。今回で3度目。

難しくて受かる気しないけれど、なぜか楽しい。これから先、死ぬまで何度も何度も受けようとおもう。

ちなみにこれが結果。

あともう少しなんだけどなあ、悲

まるでTOEIC

今回出題された二級問題の中に新しい傾向が。

社内メールで大学の就職説明会に参加する社員を募る内容だ。おまけに時間外手当を請求するか、振替休日を請求するかという話まで出てくる。まるでTOEICだ。

サラリーマンを30年やった小職には楽々理解できるが、働いた経験のない学生には全然ぴんとこないだろう。

学生の英語力を診断するには不適切ではないか。

英検協会は猛省を。