名寄市立大学11月28日授業資料

ワールドカップで熱戦が繰り広げられているが、一方で数々の抗議活動がヨーロッパで行われている。

例えば、ドイツでは、6500個のサッカーボールの空気を抜き、地面にならべられた。カタールでスタジアム建設中に劣悪な労働環境で亡くなったとされる移民労働者に対する追悼の意味が込められていた。

フランスでは、パブリックビューイングが廃止された。

オランダでは亡くなった労働者遺族に十分に保障するようカタール政府に求めている。

日本ではこのような抗議活動がほとんど行われなかったし、またヨーロッパでの抗議活動も報道されていない。

ワールドカップを楽しむ事は良いことだが、その陰で大勢の人々が人権を無視されたことを忘れてはならない。

名寄市立大学野村クラス11月21日授業資料

今日は「タイパ」について考察します。まずはこの文を英訳してみてください。

1020代の間で「タイパ」と言う言葉が流行っている。

タイムパフォーマンスの略だ。

いつどこで誰が作り出した言葉なのか、わからないが、限られた時間を有効に使うため、無駄なものは極力省こうという気持ちが現代の若者にあるらしい。

一例を挙げると、映画を早送りで見る、曲のイントロやギターソロを飛ばす、などだ。

時間を大切にするのは結構だが、そこまで「タイパ」を重要視して得られるものは一体何なのだろう。

先週のある日、塾生徒がコロナ感染やら学級閉鎖やらで外出できなくなり、予定していた授業が全てパーになった。おかげで私は失業者笑笑。

何もすることがないので近くの農地を散歩。ただ歩くだけではつまらないので、文庫本を手に読みながら歩いてみた。

するとどうだろう、普段の何倍も活字が頭に残るのを感じた。ゆっくりと時間をかけ田んぼのあぜ道を歩きながら本を読む。なんという贅沢だろう。タイパもいいが、こういう時間の過ごし方も価値がある。そう感じた平日の午後だった。

英検準1級合格おめでとう。

今回もまた数多くの生徒が合格した。

英検5級が7人、4級が2人、3級が1人、準2級が3人、そして2級2人。

また特筆すべきは高校3年のSさんが準1級に合格したことだ。いろいろあって私の塾からは遠ざかっていたが、常にLINEで現況報告をしてくれていた。

ただ残念ながら志望する東京の有名私立大学の推薦には間に合わなかった。それだけが悔しいと言う。

大学なんてどこだっていいじゃないか。現役の高校生で準1級に受かるだけの知力と体力と精神力があるのだ。どこへ行っても通用するさ。

第一志望の学校に行ったから人生がバラ色になるわけではない。また第三志望の学校に行ったから灰色になるわけでもない。要するにどれだけ自分を磨けるかだよ。と返事した。

名寄市立大学野村クラス11月14日授業資料

これは「ウクライナから来た少女、ズラータ16歳の日記」

の要約と感想文です。

この文を英訳するとともに、パニック状態に陥らないためにはどうすべきなのかを論じてください。

ある朝午前4時ごろ、近所で爆発音があった。それが何なのか全くわからなかった。ロシアとウクライナが戦闘状態に入った事はニュースで知っていたが自分の住む街で銃撃戦が起きるとは思っていなかった。

やがてガソリンスタンドに何百台もの車が並んだ。万が一に備え、いつでも避難できるようにみんな自分の車にガソリンを満タンにしようとしているのだ。

スーパーでは食料を買い占めようとする人々が並び、売り切れになった。

ドラッグストアにも薬を買い求める人が列を作った。

こうなってくるとクレジットカードるの限度額を超えた買い物が必要になる。人々は現金をおろすため銀行に並んだ。

これらの現象は全て人々のパニック状態の心理が引き起こしたものである。

同じ立場に置かれた時、我々も商品を買い占めするだろうか。他人よりも自分を守ることを優先するだろうか。そうならないようにする手立てはあるだろうか。

日直

小学生を対象に行っているオンラインレッスンで日直制度を取り入れてみた。授業が始まる時と終わる時の挨拶、そして先生の補佐がおもな仕事。

なんの気なしに始めたアイディアだったか、やってみると非常に有意義。子供たちは真剣にやってくれる。

生徒だけでなく先生の立場を経験することで会話力に膨らみが出ている、そんな感じがどの子にも表れている。やってよかったわい。

とにかく思いついたアイディアはどんなことでも実施しようと思う。それが子供たちのためになるならそれでよし!

名寄市立大学野村英語クラス11月7日授業資料

今日は、皆さんの専攻学科によってグループ分けし、将来像について討論したのち英訳してもらいます。

看護学科

近年急速に高齢化が進んでいる。日本では医療や介護のニーズが高まる。

病院のシステムが変わりつつある。今では手術のために入院するほとんどの人が、1 2 週間以内に退院する。

退院時の注意事項や日常生活を支える人や制度について、患者さんやご家族にアドバイスする必要がある。

退院後のケアはもちろん、高齢者や持病のある方が入院や通院に頼りすぎる制度から抜け出し、「住み慣れた地域で思い通りに暮らす」ことが大切だ。

厚生労働省は2025年までに、各地域の実情に応じて、医療・介護・介護予防・住宅・生活支援が一体となった制度の構築を目指している。この環境では、病院の医師、看護師、保健師、訪問看護師、介護福祉士、ケアマネージャー、薬剤師、管理栄養士などが情報を共有し、連携して働くことになるだろう。

社会福祉学科

世の中には、人生において様々な困難や不安、悩みを抱えている人が大勢いる。

欲しいサービスがわからない、特典が少ない、経済的にサービスを受けられないなど、理由はさまざまだ。

そのような方々と適切なサービスとの架け橋となり、相談者と社会をつなぐことが私たちの大きな役割の一つである。

相談者とのヒアリングを通じて、相談内容や現状、希望を把握し、面談後どのようなサービスが適しているかを検討し、アドバイスやサービス提供のお手伝いをすることが大切だ。

また、関係機関との連絡・調整も重要となるだろう。

社会保育学科

待機児童が社会問題化していることもあり、保育士の需要は非常に高い。

共働き世帯の増加や保育所需要の増加を背景に、国や自治体による子育て支援が積極的に行われている。

保育士に求められるのは多様性と専門性であり、その専門性はますます高まっている。

それは子ども一人ひとりの体調や成長に合わせて、子ども一人ひとりに寄り添った保育サービスを提供するのが理想だからだ。

保育だけでなく、ソーシャルスキルなどの教育支援も求められており、保育士に求められる知識のレベルは高まっている。

現在、幼稚園と保育園を統合することで、それぞれのデメリットを解消することを目指している。

その中でも認可保育園が注目されている。幼稚園と保育園が一体となった施設で、主に地域社会を支える施設を目指している。

栄養学科

2025年には人口の過半数を占める団塊世代が全員高齢化し、超高齢社会における医療・福祉の大きな転換が求められている。これらの職場で働く管理栄養士・栄養士は、診療報酬制度や介護報酬制度を理解し、対象者の健康な生活や治療に貢献する必要がある。

SDGsへの取り組みと脱炭素社会への取り組みも不可欠だ。日本が世界の食糧と栄養の状況にどのように貢献できるかを考えなくてはならない。

他職種との連携能力も重要だ。例えば 病院で入院している患者の 食事量が減ってきた場合、食べやすくするための工夫などを医療スタッフ相談することもある。