パプリカ

新年あけましておめでとうございます。

大みそかの晩、NHK紅白歌合戦を見ていました。

トップバッターで出たFoorinという名のグループが歌う曲が「パプリカ」と知り、「アッ、このことかあ」と叫んでしまいました。

実は一カ月ほど前、小学生のクラスで子供たちに聞かれていたのでした。

「野村先生、パプリカって知ってる?」

「ああ、知ってるよ。車だろ? 昭和の。」

ハイウエイのカモシカ、と呼ばれた名車、パブリカ。

「ちがうよ、クルマじゃない。」

「ああ、ごめんごめん、今年はやった飲み物だろう。丸いつぶつぶの」

「それはタピオカ」

「ああもう知らんわい。さあ勉強勉強」

意味が分からずうやむやにしたまま月日がたち、昨日やっとわかったわけです。

新年一回目のレッスン日に言おうっと。「パプリカの意味、やっと分かったぞ」と。

どんな反応が返ってくるだろう? 

「いつの話? おそーい」あたりか?

それにしてもいい歌だ、「喜びを数えたらあなたでいっぱい。帰り道を照らしたのは思い出の影法師」の部分が特にジーンとくる。

さて2020年、どんな年になるのだろう。

なんでもAIの影響で塾講師が将来いらなくなるとか・・・

ええい、ままよ。

Whatever will be will be.の精神で乗り切ってやるさ! 

こちとら世界中の人たちといろんな交渉をしてきた。気難しい欧米人相手にしつこく粘った経験が今の自分を作っている。

聞いた話では、さすがのAIでも独創性と交渉術は苦手分野だそう。

ならば話は簡単だ。僕の生き残る道は外国人に対して堂々と胸を張って交渉できる日本人育成に貢献することだ。

いっけない、「パプリカ」からなんでここまで飛躍してしまうのだろう。正月早々悪い癖が出たわい。