東京に本社がある某ビジネスコンサルティング企業のお手伝いをしていると様々な用語に出会います。
中でも1番気に入ったのがこのPD CA。
Pはプラン、Dはドゥ、CがチェックでAがアクト。
ビジネス上で何かを行う際、常に前もって計画を立て、そして実行し、成果を調べて改善すべきところを洗い出せ、ということだ。
恥ずかしいお話、自分が会社員だった時このようなステップを踏んだ事はほとんどなかった。常に行き当たりばったり。 こんなんだからサラリーマンとしては大成しなかったんだなぁと今になって反省している。
またこの概念は普段の私生活にも役に立つことを知った。例えばスーパーで買い物する際、僕はよくレジでギリギリになってポイントカードを出していないことに気づき慌てて財布の中をさぐる。だがそういう時に限ってなかなか出てこない。免許証やら保険証やら他店のポイントカードでサイフがぎっしりだからだ。
レジのお姉ちゃんがイラつき、後ろで待つ客がイラつく。とうとう耐えきれなくなってポイントカードを諦め精算。
ちくしょうポイントをもらい損ねた。こんなことが何度あっただろう。
それに比べ妻はしっかりとポイントカードを提示できるという。なぜなのか聞いてみると、家を出る前財布ポケットの前面に該当ポイントカードを移しておくそう。
レジで慌てなくても済むように前もって準備しておくわけだ。
あれ? これもPDCAじゃないか。レジで慌てたことが教訓となって二度と同じミスをしないように準備しているのだ。
それに比べてこの俺は失敗から学ぼうという意識がない。よしこれからはいろんなことにPD CAを適用してみよう、そう考えた初秋の日でした。