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アメリカ人のALT.ステファニーさんと話す機会があった。英語教育にとても熱意がある人だ。

「小さな子供に外国語を教えるには一方的な指導では絶対にダメ、子供たちを参加させないと」と熱弁を振るうステファニーさん。

その点は僕も同意できる。しかし問題はどうやってやるかだ。

そこで彼女が取り組んでいるのが「プレディクト」つまり子供たちに予測をさせるのだ。

一例を挙げよう。おさるのジョージが街を歩いていてパン屋の前で立ち止まる。中を覗くとおじさんが小麦粉(dough)をこねて釜に入れ、焼こうとしている。

そこで注文の電話が鳴り、おじさんは配達に出かけることになった。しばしの間パン屋は誰もいなくなる。

そこで絵本を読むのをやめ、先生は生徒に尋ねるのだ。さてこの後ジョージは何をするつもりでしょう?

子供たちは口々に言うだろう。「きっと小麦粉をこねるんだよ。」「いやお店に置いてあるパンを食べるんだわ。」「おじさんが帰ってくるまでお店の番をするんだよきっと」

答えは何だっていい、要するに子供たちに考えさせることが大事なのだとステファニーさんは言う。

これはいい勉強になったわい。早速僕の塾でも取り入れててみよう。

気に入ればすぐに真似して取り入れる。まるで俺はおさるのジョージ。