敗戦日記  高見順

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軍部により厳しい言論統制が敷かれていた昭和20年、破局へと進む日本の悲劇を率直に書き綴った日記です。 当時の生活を知ることができて面白いです。 一番驚いたのは、「ネクタイは敵国のものだから、身に着けるのをやめよう。そのかわり下駄のはなおをつけましょう」という立て看板が街に建てられていたという記述。本気でそのようなことを国民に訴えかけていたなんて、信じられないです。

 

 

45歳で20人目の子! すごいぜ!

45歳になる主婦ミシェル・ダガーさんは夫ジムさんとの間に19人の子がいます。そしてめでたく20人目を身ごもり、来年4月に生まれる予定。

 

 

 

 

インタビューのビデオは下記をクリックしてください。

印象に残った部分を列記します。
0:42 ダンナさんのコメント。
 I don’t know how it happened. なぜこのようになったのでしょうね。

0:49 インタビュアー

Were you planning for twenty without a goal?

目標を定めないで20人目まで来たのですか?

0:53 (ミシェルさん)

This is the farthest part we’ve gone. I mean typically 16 to 18 months apart. So we’re kind of thinking it might be our last.

(次の子が生まれるまでの期間が)今回は一番長くなりました。普通だと16から18か月で次の子が生まれていましたから。 だから(19人目で)終わりかな、と考えていたんですよ。

1:22 (インタビュアー) Why isn’t nineteen enough for you? (なんで19人で十分だと思わなかったの?)

1:26 (ミシェルさん)

We always have the motto around our house ‘There’s always room for one more. もうひとり子供を持つ余裕がわが家にはある、というモットーを常に持っています。

 

1:38 (夫ジムさん)

We just have one that got married, so  we’ve made room for another one. ひとり結婚して出て行ったので、もう一人(子供を住まわせる)余裕ができたんです。

1:59(夫ジムさん)

We diden’t want to stop on odd numbered yet.(子供の数を)奇数で終わらせたくなかった。

 

2:57 (長男のコメント)

It is unique whewn you have uncles younger than you are.

(自分より若い叔父をもつというのもユニークですよね)

 

 

 

 

 

 

今週の授業から

永山教室のT子さん、フラダンスが趣味で、リスニング用にとハワイアンのCDを持ってきてくれた。

あれ~、聞き覚えがあるような・・・

そうだあ、昔NHK FMの「リクエストコーナー」のテーマだった曲だあ!

(*^_^*)

なつかしさも相まって、さっそくリスニング開始!

XXXXX  shells from  the ocean shining in the sun  XXXXX  the shore.

(海からとれたXXXな貝殻、太陽の光を浴びて砂浜でXXXXしている)

うーん、 2か所聴き取れない。

最初の方は「early」みたいな音声、 「朝早くとれた貝殻?」んなワケねーよ。

不完全燃焼のまま授業を終え、自宅に戻ってネット検索。

そしたら見つかった! タイトルが「Pearly Shells」という曲だった。かなりのヒット曲でいろんなアーチストが歌っていたらしい、「砂に書いたラブレター」のパットブーンもそのひとり。

癒される曲だなあ。よかったら試聴してみてください。

YOU TUBEでたくさん出てきます。

「early」じゃなくて「pearly」だったのかあ、40年も英語勉強してきてまだこんな程度。まだまだだなあ・・・

 

 

5万ドルの教訓

30 メートル先の小さな穴へワンショットで入れたら5万ドル(約400万円)。
そんな催しがミネソタ州のとある学校体育館で行われていた。
チャリティー目的のアイスホッケー試合、インターミッション(休憩時間)を利用して行われた。
挑戦できるのはただひとり。ショットは一回のみ。
抽選の結果選ばれたのはニックスミス君(11歳)。
← ニック・スミス君
しかし、その時彼は会場にいなかった。
辞退するにはおしい。どうせ賞金など取れっこないんだし、せっかくだから、と父親のパットさん、もう一人の息子、ネイトくんに打たせる。
ネイト・スミス君
ニック君とネイト君は一卵性双生児だったのだ。
リンク中央に立つネイト君、重いスティックを振りかざし、パックを打つ。
穴の幅は約8センチ。パックとほとんど変わらない。
入るわけがない、誰もがそう思っていたが・・・・
なんと、入ってしまった。
賞金400万円が転がりこんできた。
しかし父親は一晩考え続け、翌日大会本部に事実を告げる。
抽選で選ばれた子と打った子は別人だったと。
当然賞金はフイ。 マスコミは大賞賛。
世論は真っ二つ。 「双子なんだから賞金あげてもいいんじゃない?」
「いや、規則は規則」
みなさまはどう思われますか?
動画は下をクリックしてください。

 

英作文チャレンジコーナー(顔のシミ) 

ある知人の告白です。

鏡を見ていたら、顔にシミが出てきた。なんだろうと考えてても原因が浮かばない。 やがて、若いときに料理をしていて油が顔にハネた時のやけどだと思い出した。そのときは、跡がすぐに消えたので気にとめなかった。今になって復活するとは、とんだ招かれざる客だ。

The other day I was looking into my mirror and found some smudges over my face.
I wasn’t sure why so I wondered for a while.
Finally I came up with the cause. (which I believe is the real cause.) They
are the burn scars that I had when I was younger.
While I was cooking , some cooking oil splashed over my face, leaving me
some scars.
A little while later, the scars were less noticeable. So I didn’t pay much
attention to them, to say nothing of giving care.
Years passed by, those scars showed up again.  It feels like having some
unwanted guests showing up at my house.

ユーモア小説集Ⅲ 遠藤周作

若いころ夢中になって読んだ遠藤周作さん、お久しぶりです。出会えてうれしいです。

「巨泉のクイズダービー」でいつもおかしな質問を繰り返すおじさん。これが私のあなたに対する印象でした。ネスカフェのコマーシャルに出ていたのも覚えています。

活字嫌いだった私はあなたのおかげで本好きになりました。ユーモア小説集、バスや電車の中で読んで笑ってしまい、周囲の人たちに白い目で見られたのも今では懐かしい思い出です。

 

 

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Turning Japanese

「段々日本人になってゆく」とでも訳せばいいのかな。この表題、今週号の英紙エコノミストの見出しです。しかもこんな絵を載せて・・・

 

 

 

国家債務の上限引き上げをめぐって動揺するオバマ大統領、そしてギリシャ危機の対応にせきたてられているメルケル首相の先送り姿勢がまるで日本の政治家のようだと皮肉っているのです。

A GOVERNMENT’S credibility is founded on its commitment to honour its debts. As a result of the dramas of the past few weeks, that crucial commodity is eroding in the West. 政府に対する信頼とは、債務を引き受けて期日に返済する責任に基づくものだ。だがこの数週間に起きたドラマの結果、この責任感が西側諸国で崩れている。

In the early days of the economic crisis the West’s leaders did a reasonable job of clearing up a mess that was only partly of their making. Now the politicians have become the problem. 以前に経済危機が起きたとき、西側諸国の指導者たちは「混乱を取り除く」という職務をしっかりと遂行していた。それが彼らの能力の一部分にすぎなかった。 今では政治家そのものが問題となっている。

The West’s leaders are not willing to make tough choices; and everybody—the markets, the leaders of the emerging world, the banks, even the voters—knows it.

西側指導者たちは、厳しい選択をすることにためらいを覚えている、そのことは皆わかっている。市場、新興国指導者、銀行、選挙民さえもだ。

The world has seen this before. Two decades ago, Japan’s economic bubble popped; since then its leaders have procrastinated and postured.

これと同じ事象を世界は前に見ている。20年前、日本でバブルが崩壊した時だ。それ以後、首脳陣は問題解決を引き伸ばし、不自然な態度をとってきた。

Its economy has barely grown and its regional influence has withered.

経済成長はほとんどしなくなり、地域における影響力もしぼんでしまった。

As a proportion of GDP, its gross public debt is the highest in the world, twice America’s and nearly twice Italy’s. 借金の総額を対GDP比でみると、アメリカやイタリアの2倍に相当する。

If something similar were to happen to its fellow democracies in Europe and America, the consequences would be far larger.似たようなことが欧米の民主主義国家で起こったなら、その結末ははるかに大きなものとなろう。

No wonder China’s autocrats, flush with cash and an (only partly deserved) reputation for getting things done, feel as if the future is on their side.

豊富な資金力を持ち、限定的ながら実行力があるという評判をも持つ中国が、「将来は我が国に有利に動く」と感じるのは無理もないことだろう。

Japan’s politicians had umpteen chances to change course; and the longer they avoided doing so, the harder it became. Their peers in the West should heed that example. かつて日本が方向を転換できるチャンスは多く存在した。それを避ける時間が長くなるほど、その転換が難しいものになった。西側諸国はこの実例にもっと留意すべきだろう。

 

 

アメリカのCMでリスニングにチャレンジしよう! (ロックバンド編)

社会に対する不満や怒りを歌詞に盛り込んで共感を得る、よくあるやり方ですね。

さてこのCMに出てくるバンドは、その路線からチョットだけ外れている様です、見てみましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=7ez9fq0B9DI

I hate suburbia. But I love my bank.(都会の暮らしなんてまっぴらだ。 でも銀行は好きだ。)

音楽鳴りやむ。

I didn’t qiuite catch thje last bit.(最後の部分が聞き取れなかったぞ)

I said I love my bank. Is that a problem? (銀行が好きだといいました。 それが何か問題でも?)

Yeah. It’s not really raging. And we really look for more raging.(うん、怒りの気持ちが出ていない。もっと怒りを出してほしいんだ)

Sucks.(気にいおらないね)

But you said “Write from the heart” (でも、あなたは心に思ったことを歌詞に書けと言ったはずですが)

Yeah. Don’t do that. (とにかくやめてくれ)

At Ally, you’ll love our on-line savings account. It’s the best of 2010 by Money Magazine.

(アライ銀行では、オンライン預金口座が好評です。あなたも気に入るでしょう。マネーマガジンで2010年のベストに選ばれました。)

Ally. Do you love your bank? (アライです。ご自分の銀行、気に入っていますか?)

映画のセリフから表現を学ぼう。その1 「他人に言われるよりマシでしょ。」

10年ほど前の映画でThings you can tell by looking at her. 「(邦題)彼女を見ればわかること」というのがありました。

その中にこんな場面があります。 (10代の息子と母親の会話)

母) おまえ、歯は磨いたの? どれ、息を嗅がせてごらん。

子) いいよ、うぜーよ。

母)いいから嗅がせなさい。(口臭がするということを)他人に言われるよりましでしょ!

子) うっせーな、わーったよお。

(注意: この訳は原文に忠実ではありません)

さてこの母親のセリフ、「他人に言われるより(私に)言われた方がましでしょ。」が目に止まりました。

英語ではどういえばいいのでしょう?  映画ではこうなっていました。

Better me than someone else saying you need to brush more often.

なるほど、ではもしこの私が愚息にたいして「もっと勉強しろ、他人に言われるより(父から言われた方が)マシだろ。」などというときは、

Better me than someone else saying that you need to work harder.

といえばいいわけだ。

親子だけでなく、仲の良い友達同志で言いにくいことを注意するときに使えそうですね。