暗い話でこめんなさい。

開校当初、ずーっと通ってくださった生徒さんが病気で亡くなられました。

とても寂しい限りです。

明るくてユーモアたっぷりのお方でした。 歌手の夏木マリによく似ていたので

Have you ever been told that you look like a singer Mari Natsuki?

と聞いたら、

Yes. But only in my younger days.

などと笑いながら答えてくれていました。

知人らの話によると、彼女は数年前すでに自分の病名について告知されていたそうです。

つまり残された時間が限られているのを承知で私の塾に通ってくださっていたことになります。

貴重な時間を私の下手な講義に費やしてくださったSさん、ご冥福をお祈りいたします。

通学ありがとうございました。

 

英作文チャレンジ ― 倉本聰さんが福島の浜辺で慰霊祭

「前略おふくろ様」「昨日、悲別で」「北の国から」・・・倉本さんのTVドラマは全部好きでした。今でも時々DVDを見ています。

さてその倉本さんが3月11日、福島県の海岸で慰霊行事を行うことにしたという記事を読み、英訳してみました。

 

脚本家の倉本聰さんと富良野塾OBの俳優ら約30人が、東日本大震災から1年となる3月11日に福島県いわき市と南相馬市の浜辺にキャンドル一万個を並べて遺族や住民と一緒に霊を慰める。
夏至と冬至の夜に電気を消してロウソクを灯す活動「100万人のキャンドルナイト」を参考に倉本さんが発案した。
On the first anniversary of the March 11th disaster, Mr.Soh Kuramoto, the script writer, and about thirty actors and actresses (who graduated from the Furano Juku, or acting school founded by Mr.Kuramoto)will comfort the souls of the victims together with the bereaved families and the local community.  During the memorial service, as many as ten thousand candles are to be lighted on the seashores of Iwaki and Minamisoma in Fukushima Prefecture.
The plan was drawn up by Mr.Kuramoto who took a hint from the movement  “One Million People’s Candle Night” where members switch off lights and light up candles at the night of the summer and winter solstice.

野村ジジィの時事イ英語教室 − 雪中2ヶ月、男性救出

雪に埋もれた車の中で、しかも食べ物も無いまま2ヶ月生き延びた男性の話です。

 

(Reuters) – A Swedish man was dug out alive after being snowed in to his car on a forest track for two months with no food, police and local media reported on Saturday.

 

The 45-year-old from southern Sweden was found on Friday, emaciated and too weak to utter more than a few words.

 

He was found not far from the city of Umea in the north of Sweden by snowmobilers who thought they had come across a car wreck until they dug their way to a window and saw movement inside.

 

The man, who was laying in the back seat in a sleeping bag, said he had been in the car since December 19.

 

“Just incredible that he’s alive considering that he had no food, but also since it’s been really cold for some time after Christmas,” a rescue team member told regional daily Vasterbottens-Kuriren, which broke the news.

 

Umea University Hospital, where the man is recovering after being rescued by police and a rescue team, said in a statement he was doing well considering the circumstances.

 

Doctors at the hospital said humans would normally be able to survive for about four weeks without food. Besides eating snow, the man probably survived by going into a dormant-like state, physician Stefan Branth told Vasterbottens-Kuriren.

“A bit like a bear that hibernates. Humans can do that,” he said. “He probably had a body temperature of around 31 degrees (Celsius) which the body adjusted to. Due to the low temperature, not much energy was used up.”

 

Why the man ended up under the snow in the forest remains unknown, police said.

 

(Reporting by Anna Ringstrom; Editing by Janet Lawrence)

 

森林の路上で雪に埋もれていた車を掘り出したところ、中からスエーデン人の男性が生きたまま見つかった。2ヶ月間食料を採っていなかった。地元メディアと警察署が土曜日に報じた。

金曜日に見つかったその男性はスエーデン南部の出身で45歳。すっかり痩せ、2,3語話すのがやっとの衰弱ぶりだった。

 

スエーデン北部ウメオ市に近いところで、スノーモービルで通行中の人に発見された。

掘り進んで窓にたどり着き、なかに動くものを見つけるまでは遭難車だけだと思っていたそうだ。

 

その男性は後部座席で寝袋にはいったまま横たわっていた。12月19日から車内にいたと語った。

なぜ森の中で雪に埋もれるハメになったのか、詳細はつかめていない。

 

「クリスマス以降本当に寒い時があった、その中を食料無しで過ごし、今も生きているとはまったく信じられない。 救助チームのメンバーが地元紙Vasterbotten-Kurirenにそう語り、ニュースとなった。

 

警察とレスキューチームにより救助された後、同男性はウメオ大学病院に収容され回復に向かっている。 同病院は、「あの環境の中よく生き延びた」と声明を発表した。

 

同病院の医師によると、通常人間は食べ物のない状態で4週間は生きられる。

「この男性は雪を食べただけでなく、睡眠に近い状態にいたことが幸いしたのだろう。」内科医のステファンブランス氏が同紙に語った。「言うなれば冬眠中のクマのような状態。人間でもそれができるのです。おそらく体温は31度前後になり、それに身体が順応したのでしょう。 低温のおかげで消費エネルギーが少なくて済んだのです」

海外とのスカイプ通信に成功!

 

 

 

 

 

この一週間、あちこちの教室でSKYPEを取り入れた授業を行いました。

親類が海外で暮らしている、という生徒さんの協力で実現したものです。

今回はUさんの娘さん(オーストラリア在住15年)とIさんのお姉さん(在米40年)がスクリーンの向こうに登場してくださいました。

話すスピードはどちらもネイティブ並み、待ったなしでたたみかけてくる迫力にこちら側の生徒さんはタジタジ。でもとても刺激になったようです。

通話後、生徒さんに感想を聞いてみました。

「とても楽しかった、またやりたい。」

「シドニーの気温、27度と言っていたので、こちら旭川はマイナス15度ですよ、と言ったら驚いていた」

「海外とテレビ電話なんて、アタシが生きている間に体験できると思わなかったわ」

おおむねご満足のご様子、やってヨカッタ本当に!

吹けば飛ぶよな英会話塾、ネイティブを雇う余裕など有りません。それが大きなハンデと感じていました。

 

しかし今回こうやって海外在住者がボランティアSKYPEを受け入れてくださったことで勇気が湧いてきました。ウチだって、まだまだやれると・・・

 

 

あーうれしい。

 

 

 

 

 

この一週間、いろんな生徒さんからいただいたバレンタインです。

チョコが5個、エビスビールが1本。

こんな白髪アタマのおっさんになっても素直に嬉しいです。

みなさん本当にありがとう。

明日からまたビシビシ行きますからねッ。覚悟ぉー!

 

 

 

昨日の献立

 

 

 

 

 

 

夕飯の準備を妻と交代でするようになって2年。

結構いろんなものを作れるようになりました。

昨日は私の番。日曜日だったこともあり、2時間かけて上の5品を作りました。

左上から、グリーンアスパラの煮付け、カボチャの煮付け、エビチリ、

豚肉と野菜のごった煮、そしてオムレツ。

量が多いと思われるかもしれませんが、10代の欠食児童を二人抱えているのであっという間に胃の中に消えます。 ガツガツ食べてくれると嬉しいです。反対に食べ残されると腹が立ちます。 先日クリームシチューを作ったとき、大量に残されました。「なんで食べないんだ?」と息子に聞くと、「だって味が薄いんだもん」との回答・・・水を入れすぎたのがバレたかー。

 

 

 

 

 

 

 

太陽光発電を月で。

 

 

 

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。増税に不景気・・・暗い話題はわきに置いて、でかい話で盛り上がりましょう。

清水建設が壮大なプロジェクトを発表しました。

米国の雑誌「FUTURIST」にその詳細が紹介されたので、その一部を翻訳し、掲載します。

A Japanese company is pitching an alternative energy plan that’s out of this world—and potentially the largest public infrastructure project in human history.ある日本企業が現実離れした代替エネルギー計画を掲げている。それはひょっとしたら人類史上最大のインフラ事業になる可能性を秘めている。

The year is 2050 and it’s morning on the Moon. 時は2050年、月面上の朝。 The Sun is rising over a landscape that is bleak and featureless with one exception: a wide belt of photovoltaic panels that cuts across the ash-gray lunar surface like a straight river.太陽が昇る。そこは荒涼とした、なんの変哲もない地表だが、ただひとつだけ景観を異にするものがあった。それは灰色の月の表面を川のごとく切り分ける、光起電パネルの幅広いベルトだ。

Not a single astronaut is in sight, but a troop of robots is busily making repairs to the installation where tune-ups are needed.宇宙飛行士の姿はひとりも見えない、見えるのはロボットの一団。 起電装置の調整箇所を忙しそうに修理している。

Beneath the panels, superconducting cables are ferrying the Sun’s power to transmission centers.パネルの下では、超伝導ケーブルが太陽のエネルギーを送信センターへ運んでいる。 The power will be beamed to a receiving station near the Earth’s equator, and from there, it will be distributed to energy-hungry cities and towns across the globe where it will keep the lights on in offices, hospitals, and schools.そのエネルギーは電波の形で、地球の赤道近くにある受信設備に送られる。そこから電力を必要とする地球上の各都市に電気が配られ、事務所や病院、学校などの灯りをともすのだ。 Meet the LUNA RING, the brainchild of Tetsuji Yoshida and his colleagues at CSP, the research arm of Shimizu, one of the largest construction firms in Japan. ルナーリング、つまり月面輪について紹介しよう。 これは日本の主要建設会社のひとつ、清水建設の研究機関であるCSPの吉田哲二氏とその仲間が考え出したものだ。

The LUNA RING is an idea that could only come from the land of the rising sun, a country boasting many of the world’s best-known technology companies, like Sony, Hitachi, and Panasonic, but also saddled with a shortage of natural resources.このルナーリングは、日の出ずる国、もしくはソニーや日立、パナソニックなどの有名な技術を誇りながら、天然資源の不足に悩む国だからこそ出し得たアイデアである。

The LUNA RING speaks to a future global need that’s keenly felt in the present in Japan, a nation now also coping with the impacts of the devastating March 2011 earthquake on its nuclear power capacity.2011年3月に起こった大地震が原子力発電の能力に与えた影響と取り組んでいる国、日本がいま鋭く感じているのは将来の世界的なエネルギー需要である。 ルナーリングはそれに応えてくれる。

 

サンタクロース、仙台上空に現る!

「サンタクロースは今どの辺にいるんだろう?」と真剣に考える子供たちのために、コロラド州の航空宇宙防衛司令部(通称NORAD)は毎年今頃サンタさんの現在位置をネット上で公開しています。多忙なのに、今年は時間をかけて仙台上空をくまなく飛び回り、災害復興の様子をしっかりと見ていったとか。

動画は下記をクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=qVUlipeY6_k&feature

Norad’s Santa cam has spotted Santa over the islands of Japan in the pacific. (Noradのサンタ追跡カメラが、太平洋に浮かぶ日本列島の上空を飛ぶサンタクロースを捕らえました。)

The latest image shows Santa flying low over the sea side city of Sendai.  (最新の映像は沿岸都市仙台の上空を飛行中のサンタを写しています。)

He’s amazed at the tremendous and ongoing recovery following the devastating Tsunami of early 2011. (2011年初めに起きた破壊的な津波からめまぐるしい回復を続ける姿に驚いています)

Santa is taking extra time this year as he flies over the island nation, realizing it’s been a hard time for the Japanese people. 日本の人々にとってつらく厳しい時期が続いたのを十分にわかっているので、サンタは時間をかけてこの国の空を飛んでいます。

Santa is very proud of the collective efforts and the tracks of the Japanese people in facing this challenge. (この困難に直面しながら日本人がひとつになって努力してきた足跡を、サンタは大変誇りに思っています。

He knows that the Japanese nation and people will persevere.

日本の国家、そして国民ともども耐え抜いて頑張り続けるだろう、そう知ったサンタでした。

For Norad Track Center, I’m air force lieutenant colonel Dick Fullton. (Norad 追跡センターから、空軍中佐ディックフルトンがお届けしました。)

 

 

45歳で20人目の子! すごいぜ!

45歳になる主婦ミシェル・ダガーさんは夫ジムさんとの間に19人の子がいます。そしてめでたく20人目を身ごもり、来年4月に生まれる予定。

 

 

 

 

インタビューのビデオは下記をクリックしてください。

印象に残った部分を列記します。
0:42 ダンナさんのコメント。
 I don’t know how it happened. なぜこのようになったのでしょうね。

0:49 インタビュアー

Were you planning for twenty without a goal?

目標を定めないで20人目まで来たのですか?

0:53 (ミシェルさん)

This is the farthest part we’ve gone. I mean typically 16 to 18 months apart. So we’re kind of thinking it might be our last.

(次の子が生まれるまでの期間が)今回は一番長くなりました。普通だと16から18か月で次の子が生まれていましたから。 だから(19人目で)終わりかな、と考えていたんですよ。

1:22 (インタビュアー) Why isn’t nineteen enough for you? (なんで19人で十分だと思わなかったの?)

1:26 (ミシェルさん)

We always have the motto around our house ‘There’s always room for one more. もうひとり子供を持つ余裕がわが家にはある、というモットーを常に持っています。

 

1:38 (夫ジムさん)

We just have one that got married, so  we’ve made room for another one. ひとり結婚して出て行ったので、もう一人(子供を住まわせる)余裕ができたんです。

1:59(夫ジムさん)

We diden’t want to stop on odd numbered yet.(子供の数を)奇数で終わらせたくなかった。

 

2:57 (長男のコメント)

It is unique whewn you have uncles younger than you are.

(自分より若い叔父をもつというのもユニークですよね)

 

 

 

 

 

 

映画のセリフから表現を学ぼう。その1 「他人に言われるよりマシでしょ。」

10年ほど前の映画でThings you can tell by looking at her. 「(邦題)彼女を見ればわかること」というのがありました。

その中にこんな場面があります。 (10代の息子と母親の会話)

母) おまえ、歯は磨いたの? どれ、息を嗅がせてごらん。

子) いいよ、うぜーよ。

母)いいから嗅がせなさい。(口臭がするということを)他人に言われるよりましでしょ!

子) うっせーな、わーったよお。

(注意: この訳は原文に忠実ではありません)

さてこの母親のセリフ、「他人に言われるより(私に)言われた方がましでしょ。」が目に止まりました。

英語ではどういえばいいのでしょう?  映画ではこうなっていました。

Better me than someone else saying you need to brush more often.

なるほど、ではもしこの私が愚息にたいして「もっと勉強しろ、他人に言われるより(父から言われた方が)マシだろ。」などというときは、

Better me than someone else saying that you need to work harder.

といえばいいわけだ。

親子だけでなく、仲の良い友達同志で言いにくいことを注意するときに使えそうですね。