太陽光発電を月で。

 

 

 

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。増税に不景気・・・暗い話題はわきに置いて、でかい話で盛り上がりましょう。

清水建設が壮大なプロジェクトを発表しました。

米国の雑誌「FUTURIST」にその詳細が紹介されたので、その一部を翻訳し、掲載します。

A Japanese company is pitching an alternative energy plan that’s out of this world—and potentially the largest public infrastructure project in human history.ある日本企業が現実離れした代替エネルギー計画を掲げている。それはひょっとしたら人類史上最大のインフラ事業になる可能性を秘めている。

The year is 2050 and it’s morning on the Moon. 時は2050年、月面上の朝。 The Sun is rising over a landscape that is bleak and featureless with one exception: a wide belt of photovoltaic panels that cuts across the ash-gray lunar surface like a straight river.太陽が昇る。そこは荒涼とした、なんの変哲もない地表だが、ただひとつだけ景観を異にするものがあった。それは灰色の月の表面を川のごとく切り分ける、光起電パネルの幅広いベルトだ。

Not a single astronaut is in sight, but a troop of robots is busily making repairs to the installation where tune-ups are needed.宇宙飛行士の姿はひとりも見えない、見えるのはロボットの一団。 起電装置の調整箇所を忙しそうに修理している。

Beneath the panels, superconducting cables are ferrying the Sun’s power to transmission centers.パネルの下では、超伝導ケーブルが太陽のエネルギーを送信センターへ運んでいる。 The power will be beamed to a receiving station near the Earth’s equator, and from there, it will be distributed to energy-hungry cities and towns across the globe where it will keep the lights on in offices, hospitals, and schools.そのエネルギーは電波の形で、地球の赤道近くにある受信設備に送られる。そこから電力を必要とする地球上の各都市に電気が配られ、事務所や病院、学校などの灯りをともすのだ。 Meet the LUNA RING, the brainchild of Tetsuji Yoshida and his colleagues at CSP, the research arm of Shimizu, one of the largest construction firms in Japan. ルナーリング、つまり月面輪について紹介しよう。 これは日本の主要建設会社のひとつ、清水建設の研究機関であるCSPの吉田哲二氏とその仲間が考え出したものだ。

The LUNA RING is an idea that could only come from the land of the rising sun, a country boasting many of the world’s best-known technology companies, like Sony, Hitachi, and Panasonic, but also saddled with a shortage of natural resources.このルナーリングは、日の出ずる国、もしくはソニーや日立、パナソニックなどの有名な技術を誇りながら、天然資源の不足に悩む国だからこそ出し得たアイデアである。

The LUNA RING speaks to a future global need that’s keenly felt in the present in Japan, a nation now also coping with the impacts of the devastating March 2011 earthquake on its nuclear power capacity.2011年3月に起こった大地震が原子力発電の能力に与えた影響と取り組んでいる国、日本がいま鋭く感じているのは将来の世界的なエネルギー需要である。 ルナーリングはそれに応えてくれる。

 

CMのリスニングに挑戦してみましょう!

仕事場でヨーグルトを食べている女性をジッと見つめるコワイ奴、早速見てみましょう。下をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=wRIs8N5Rmj8

(女) Hi? はい?

(男) You chose wisely. (いいものを選んだね。)

With **** Greek Yogurt, not only do you get twice the protein, you get this. (この***ヨーグルトを食べると、2倍のタンパク質が取れるだけでなく、これも付いてくるよ。)

(女)Thanks but I just wanted twice the protein.  (ありがとう、でも2倍のタンパク質だけ欲しかったのですけど。)

(男) ウーン、ここ聞き取れない、ゴメンナサイ。

(ナレーター)**** Greek has twice the protein of the leading yogurt to help satisfy your hunger. (***グリークヨーグルトには主な成分のヨーグルトの2倍のタンパク質が入っており、空腹感を満たしてくれます。)

(女) Can you please stop flexing? (お願いだからその筋肉を動かすのやめてくれない?)

(男) Nope. (いやだ)

 

 

サンタクロース、仙台上空に現る!

「サンタクロースは今どの辺にいるんだろう?」と真剣に考える子供たちのために、コロラド州の航空宇宙防衛司令部(通称NORAD)は毎年今頃サンタさんの現在位置をネット上で公開しています。多忙なのに、今年は時間をかけて仙台上空をくまなく飛び回り、災害復興の様子をしっかりと見ていったとか。

動画は下記をクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=qVUlipeY6_k&feature

Norad’s Santa cam has spotted Santa over the islands of Japan in the pacific. (Noradのサンタ追跡カメラが、太平洋に浮かぶ日本列島の上空を飛ぶサンタクロースを捕らえました。)

The latest image shows Santa flying low over the sea side city of Sendai.  (最新の映像は沿岸都市仙台の上空を飛行中のサンタを写しています。)

He’s amazed at the tremendous and ongoing recovery following the devastating Tsunami of early 2011. (2011年初めに起きた破壊的な津波からめまぐるしい回復を続ける姿に驚いています)

Santa is taking extra time this year as he flies over the island nation, realizing it’s been a hard time for the Japanese people. 日本の人々にとってつらく厳しい時期が続いたのを十分にわかっているので、サンタは時間をかけてこの国の空を飛んでいます。

Santa is very proud of the collective efforts and the tracks of the Japanese people in facing this challenge. (この困難に直面しながら日本人がひとつになって努力してきた足跡を、サンタは大変誇りに思っています。

He knows that the Japanese nation and people will persevere.

日本の国家、そして国民ともども耐え抜いて頑張り続けるだろう、そう知ったサンタでした。

For Norad Track Center, I’m air force lieutenant colonel Dick Fullton. (Norad 追跡センターから、空軍中佐ディックフルトンがお届けしました。)

 

 

45歳で20人目の子! すごいぜ!

45歳になる主婦ミシェル・ダガーさんは夫ジムさんとの間に19人の子がいます。そしてめでたく20人目を身ごもり、来年4月に生まれる予定。

 

 

 

 

インタビューのビデオは下記をクリックしてください。

印象に残った部分を列記します。
0:42 ダンナさんのコメント。
 I don’t know how it happened. なぜこのようになったのでしょうね。

0:49 インタビュアー

Were you planning for twenty without a goal?

目標を定めないで20人目まで来たのですか?

0:53 (ミシェルさん)

This is the farthest part we’ve gone. I mean typically 16 to 18 months apart. So we’re kind of thinking it might be our last.

(次の子が生まれるまでの期間が)今回は一番長くなりました。普通だと16から18か月で次の子が生まれていましたから。 だから(19人目で)終わりかな、と考えていたんですよ。

1:22 (インタビュアー) Why isn’t nineteen enough for you? (なんで19人で十分だと思わなかったの?)

1:26 (ミシェルさん)

We always have the motto around our house ‘There’s always room for one more. もうひとり子供を持つ余裕がわが家にはある、というモットーを常に持っています。

 

1:38 (夫ジムさん)

We just have one that got married, so  we’ve made room for another one. ひとり結婚して出て行ったので、もう一人(子供を住まわせる)余裕ができたんです。

1:59(夫ジムさん)

We diden’t want to stop on odd numbered yet.(子供の数を)奇数で終わらせたくなかった。

 

2:57 (長男のコメント)

It is unique whewn you have uncles younger than you are.

(自分より若い叔父をもつというのもユニークですよね)

 

 

 

 

 

 

5万ドルの教訓

30 メートル先の小さな穴へワンショットで入れたら5万ドル(約400万円)。
そんな催しがミネソタ州のとある学校体育館で行われていた。
チャリティー目的のアイスホッケー試合、インターミッション(休憩時間)を利用して行われた。
挑戦できるのはただひとり。ショットは一回のみ。
抽選の結果選ばれたのはニックスミス君(11歳)。
← ニック・スミス君
しかし、その時彼は会場にいなかった。
辞退するにはおしい。どうせ賞金など取れっこないんだし、せっかくだから、と父親のパットさん、もう一人の息子、ネイトくんに打たせる。
ネイト・スミス君
ニック君とネイト君は一卵性双生児だったのだ。
リンク中央に立つネイト君、重いスティックを振りかざし、パックを打つ。
穴の幅は約8センチ。パックとほとんど変わらない。
入るわけがない、誰もがそう思っていたが・・・・
なんと、入ってしまった。
賞金400万円が転がりこんできた。
しかし父親は一晩考え続け、翌日大会本部に事実を告げる。
抽選で選ばれた子と打った子は別人だったと。
当然賞金はフイ。 マスコミは大賞賛。
世論は真っ二つ。 「双子なんだから賞金あげてもいいんじゃない?」
「いや、規則は規則」
みなさまはどう思われますか?
動画は下をクリックしてください。

 

Turning Japanese

「段々日本人になってゆく」とでも訳せばいいのかな。この表題、今週号の英紙エコノミストの見出しです。しかもこんな絵を載せて・・・

 

 

 

国家債務の上限引き上げをめぐって動揺するオバマ大統領、そしてギリシャ危機の対応にせきたてられているメルケル首相の先送り姿勢がまるで日本の政治家のようだと皮肉っているのです。

A GOVERNMENT’S credibility is founded on its commitment to honour its debts. As a result of the dramas of the past few weeks, that crucial commodity is eroding in the West. 政府に対する信頼とは、債務を引き受けて期日に返済する責任に基づくものだ。だがこの数週間に起きたドラマの結果、この責任感が西側諸国で崩れている。

In the early days of the economic crisis the West’s leaders did a reasonable job of clearing up a mess that was only partly of their making. Now the politicians have become the problem. 以前に経済危機が起きたとき、西側諸国の指導者たちは「混乱を取り除く」という職務をしっかりと遂行していた。それが彼らの能力の一部分にすぎなかった。 今では政治家そのものが問題となっている。

The West’s leaders are not willing to make tough choices; and everybody—the markets, the leaders of the emerging world, the banks, even the voters—knows it.

西側指導者たちは、厳しい選択をすることにためらいを覚えている、そのことは皆わかっている。市場、新興国指導者、銀行、選挙民さえもだ。

The world has seen this before. Two decades ago, Japan’s economic bubble popped; since then its leaders have procrastinated and postured.

これと同じ事象を世界は前に見ている。20年前、日本でバブルが崩壊した時だ。それ以後、首脳陣は問題解決を引き伸ばし、不自然な態度をとってきた。

Its economy has barely grown and its regional influence has withered.

経済成長はほとんどしなくなり、地域における影響力もしぼんでしまった。

As a proportion of GDP, its gross public debt is the highest in the world, twice America’s and nearly twice Italy’s. 借金の総額を対GDP比でみると、アメリカやイタリアの2倍に相当する。

If something similar were to happen to its fellow democracies in Europe and America, the consequences would be far larger.似たようなことが欧米の民主主義国家で起こったなら、その結末ははるかに大きなものとなろう。

No wonder China’s autocrats, flush with cash and an (only partly deserved) reputation for getting things done, feel as if the future is on their side.

豊富な資金力を持ち、限定的ながら実行力があるという評判をも持つ中国が、「将来は我が国に有利に動く」と感じるのは無理もないことだろう。

Japan’s politicians had umpteen chances to change course; and the longer they avoided doing so, the harder it became. Their peers in the West should heed that example. かつて日本が方向を転換できるチャンスは多く存在した。それを避ける時間が長くなるほど、その転換が難しいものになった。西側諸国はこの実例にもっと留意すべきだろう。

 

 

アメリカのCMでリスニングにチャレンジしよう! (ロックバンド編)

社会に対する不満や怒りを歌詞に盛り込んで共感を得る、よくあるやり方ですね。

さてこのCMに出てくるバンドは、その路線からチョットだけ外れている様です、見てみましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=7ez9fq0B9DI

I hate suburbia. But I love my bank.(都会の暮らしなんてまっぴらだ。 でも銀行は好きだ。)

音楽鳴りやむ。

I didn’t qiuite catch thje last bit.(最後の部分が聞き取れなかったぞ)

I said I love my bank. Is that a problem? (銀行が好きだといいました。 それが何か問題でも?)

Yeah. It’s not really raging. And we really look for more raging.(うん、怒りの気持ちが出ていない。もっと怒りを出してほしいんだ)

Sucks.(気にいおらないね)

But you said “Write from the heart” (でも、あなたは心に思ったことを歌詞に書けと言ったはずですが)

Yeah. Don’t do that. (とにかくやめてくれ)

At Ally, you’ll love our on-line savings account. It’s the best of 2010 by Money Magazine.

(アライ銀行では、オンライン預金口座が好評です。あなたも気に入るでしょう。マネーマガジンで2010年のベストに選ばれました。)

Ally. Do you love your bank? (アライです。ご自分の銀行、気に入っていますか?)

英作文チャレンジコーナー : 北大がジャガイモ害虫特効薬の合成に成功!

 

北大の研究チームが、ジャガイモの害虫退治の決め手となる“特効薬”の合成に成功したという記事が先日、各紙に載った。

A research team from Hokkaido University has succeeded in synthesizing a “wonder drug” that can decisively exterminate harmful insects infesting potatoes. The news was reported in newspapers the other day.

 

それを読んで、「なるほどその手があったか」、と感心させられた。

Having read it, I was truly impressed with how they came up with such a great idea.

 

「ジャガイモシストセンチュウ」という舌をかみそうな名の生き物は、体長1ミリほどでジャガイモの根に寄生して収穫を激減させる。

Given such a tongue-biting name as “Jagaimoshisutosenchuu” (Globodera Restochiensis) , the insects are approximately one millimeter tall and live on potato roots, causing a very poor crop.

 

卵は土の中で10年以上も生き、農薬も効きにくい厄介な害虫だ。

With their eggs persisting in the soil for more than ten years, Globodera Restochiensis are so troublesome that even the chemical compounds cannot kill effectively.

 

道内はもとより世界のジャガイモ生産国が悩まされてきた。

Not only has Hokkaido suffered but also other potato producing countries throughout the world.

 

卵は眠った状態で土壌に潜み、ジャガイモが畑で根を張る際に分泌する物質を感じ取ると目を覚まし、ふ化する。Their eggs sleep in the ground. They wake up and start hatching upon feeling some substance released by potatoes when starting to grow roots,.

 

食事ができるまで寝て待つとは、生存戦略はかなり賢い。 

What a wise strategy to sleep until dinner is ready!

 

だが人間だって負けてはいない。

But human beings fight back.

 

幼虫はジャガイモしか食べないため、作付け前に人為的に卵をふ化させてしまえば、彼らは餓死するしかない。The larvae eat nothing but potatoes. It means that if we can artificially hatch eggs before planting potato seeds, the larvae have no other option than to die of starvation.

 

北大はこの目覚まし物質の人工合成に世界で初めて成功した。

The Hokudai team has successfully achieved the artificial synthesizing of the “awakening substance” for the first time in the world.

 

もともとジャガイモが出すものなので、環境への影響もないという。

The team says there’s no negative impact or risk to the environment because the substance comes from potato itself.

    

害虫や薬剤をやっつけようと強い薬剤を投じれば、相手も負けじと耐性を身に付ける。

As we use stronger chemicals to kill germs and insects, they get more and more resistant to protect themselves.

 

いたちごっこの末に、人間や自然の汚染も深刻になる。

As a result of the endless fighting, contamination threatens nature and human health more seriously than ever.

 

「いっそ、こちらから手を差し伸べて、ふ化させてあげましょう。」というこの問題解決法。身の回りのトラブルや難題にも応用できそうだ。

“We’ll stop fighting, and give you a helping hand in hatching eggs.” Such a conciliating approach should be applicable when dealing with troubles and problems, big or small.

 

永田町の皆さんも参考にしてみてはいかが。

I wonder if lawmakers in Nagatacho could take up the idea.

(北海道新聞 7月16日号朝刊 卓上四季)

 

人生思い通りにいくわけではない。 

宇宙飛行士の古川聡さんが、国際宇宙ステーションの記者会見で語った言葉です。

スペースシャトルに乗れなかったことを指しています。

含蓄がありますよね。 なにかの席上で使ってみたいです。 さてこの名言、英語ではなんというべきか?

Life isn’t the way it is supposed to be.

Life isn’t the way you’d want it to be.

ってところかなあ。 もっといいのがあれば教えてください。

アメリカのCMでリスニングにチャレンジしよう! (ゼロックス社編)

イタリアのバイクメーカーのドゥカティ社が登場するこのCM, 実はコピー機のゼロックス社のCMなのです。自社の宣伝に他社を出すとはすごい発想。わが国だとキャノンやリコーのCMにホンダやヤマハが出るのと同じ。 そんなことはまずないと思われ・・・

 

 動画は下記をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=0fxhnbgY85E

 

 

 

 

Are you busy?

(いま忙しい?)

 

 

Management just sent over these technical manuals.

(この技術マニュアル、上部から渡されたんだけど)

 

They need you to translate them into Portuguese by tomorrow.

(明日までに君にポルトガル語に翻訳してほしいそうだよ。)

ここで無残にも、書類の束が風に吹き飛ばされてしまう。 

 

Ducati knows it’s better for Xerox to manage their global publications so they can focus on building amazing bikes.ドウカティー社はわかっています。国際関係の文書業務など、ゼロックス社に任せておくのが得策だと・・・そうすれば凄いバイクの研究開発に集中できるからです。

 

With Xerox, you’re ready for real business. ゼロックス社を使えば、本物のビジネスに向かってゆけます。

 

 つまりこのCMが言いたいのは、翻訳だの印刷だの、文書にかかわる一切がっさいをゼロックス社にまかせなさい。そうすれば本業に専念できますよ、ということ。

サラリーマン時代、余計な翻訳仕事ばかり押し付けられた私としては、痛いほどよくわかるワまったく。